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■ 不倫の事情 〜はじめまして〜
CHINEMAに「The Whole Ten Yards」更新。
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ジムに行くと、おばさんたちが数人
ウェイトマシンを占領してお喋りタイムに没頭してた。
最近の若い子わ、まったく・・・・
なんてもう言わせないわ。
だっておばさまもそれくらぃ、超迷惑な存在ですもの。
もちろんスタッフに言って
その巨体(!)をどかせました。 ふふふ
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年甲斐もなくドキドキ。
もうすぐ会えるんだ、という喜びと
とうとう会っちゃうのか、という諦めの気持ち。
このふたつが私の中でごちゃごちゃになって
なんともいえない気分だった。
夕方6時少し前に
私は京都駅の前にいた。
11月、とても寒い。
私はまだ彼が来ていないことを確かめて
携帯を手に取った。
かけた相手は
地元で仲良くしているナカちゃんという
5歳くらぃ年上の男の人。
ナカちゃんにだけは
この件を相談していて
実はずっと連絡を取っていたのだ。
「京都駅着いたよ〜」
「まだ相手は着てないん?」
「うーん、、、たぶんまだだと思うわ」
「そっかぁ、大丈夫か?
ネットで知り合った男と会うなんて。
出会い系みたぃじゃん?やばくね?」
「だよねー。冷静に考えたらそうかも・・・・」
「戻ってこいって。今からでも遅くないしさ」
「うーん、、、、新幹線代もったいない。(笑)」
「(爆笑)
まっ、何かあったら何時でもいいから連絡してよ。
すぐかけつけるわけにはいかんけど
警察呼ぶくらぃならできるからさっ」
「了解」
そんな会話を京都駅のど真ん中でしているとき
私の横を、ふっと白いTシャツを着た男の人が横切った。
あれ?
そう思ったけど、
その人はあっという間に人ごみの中に消えていて
気づいたときには私の視界からは消えていた。
そして6時を5分ほど過ぎた頃
やっと彼から電話がきた。
キャッチが入った私は、ナカちゃんとの会話を
強制的に終了させた。
「もしもし?着いてるの?」
「うん。実は30分以上前から着いてたり(苦笑)」
「あ、そーなん?
もしかして私見えてる??」
「うん。茶色いニットのコート着てて
髪型がボブな子でしょ?」
「そうそう。たぶんソレ私だよ。(笑)」
「写真と一緒だからすぐわかったよ」
「じゃ、さっさと出てきなよ。(笑)」
「はーぃ」
電話を切って、あたりを見回す。
するとやっぱりあの白いTシャツの人が彼だったらしく
私の前までやってきた。
「はじめまして」
「あ、こちらこそ」
「背ちっさいね(笑)」
正直、このとき開口一番こんな台詞かよ!と思った。
そして文字だけのやりとりでは気づかなかったけど
実際に会話をしてみて「女慣れしてないな」と思った。
女性のみなさん、こういうのってわかりません?
初めて会った人、コンパなどでもいいでしょう。
そういうときの相手の会話の進ませ方や、話し方や行動などから
男性の女性経験がどれくらぃのものか
ある程度想像できちゃいますよね。
まぁ、このときのKくんは、
つまりスマートじゃなかったってことで。 (苦笑)
そして、彼のファッションが私がもっとも苦手とする
ロンTの上に半そでTシャツを重ねるというスタイルだったので
ちょっとだけ、会ったことを後悔したのでした。 (笑)
「これからどうしよう?」
「おなかすいてる?」
「ぼちぼち」
「じゃ、この中でご飯でも食べようか」
私たちは、駅ビルの中に入っている
某イタリアンレストランに向かった。
2008年04月07日(月)
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