2006年01月23日(月)- 捨てられない

夜、あきに会いに行った。
いきなり電話がかかってきて、そこから話が平行線になったため。

少し離れたところに座って、ぽつりぽつりと話し始める。

あたしはあきの気持ちを軽く考えていたのだと気づいた。

ここ5〜6年で一番、あたしのことが好きで
気持ちが大きすぎて仕事に支障が出るから離れたいということだった。
あたしさえ良ければ、仕事が安定すれば一緒に暮らしたいとさえ言われた。

この人ほんとに本気なんだ。

本当に幸せにしてくれるの?と聞いた。

後悔はさせないし、幸せにする自信があると言われた。

あきとこうならなければ、気づかないで幸せで居られたことがたくさんある。
新しい幸せを教えてくれたのは、紛れも無く、あきなんだ。

彼氏とは付き合って3年弱。
特に大きなケンカもしないで
お互いを思いやっているのが当たり前で
少し物足りないくらいの優しさで包まれているのが心地よくて。
思い出なんてもちろんたくさんあって。
それをいきなり捨てることなんて、できっこないじゃない。

だからあたしはすぐに返事を出せないんだ。


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