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B-SIDE DISC7 
杏子



 恋の躊躇と免疫

日々 迷いや 躊躇いは 

尽きることなく


でも この恋愛は そういう恋愛だから


決して 心地のよいとは言えない感情も

すべて 全てひっくるめて


甘受せねば と思う。







最近 この手の質問を受けることが

本当に多い。


結婚のご予定は ありますか?


というものも 同じくらい受ける質問。



私もそういう 年齢なんだな と

否応なく 感じさせられます。



上記の質問に対して 私が紡ぐ言葉は


残念ながら いません。


の一言に尽きるのですが
 


一人の男性と 激しく求め合うような

紛れもない 恋愛 をしているにも関わらず


恋人は いません としか答えられない


そういう自分に 状況に

やはり 切ないな と感じる。



ここは 正直に


恋焦がれる男性が おりますよ。


と言いたいところなのですが



なんとなく 


僅かに残る 私の良心みたいなものが

その言葉を紡ぐことを 許さないのです。



いっそのこと 架空の恋人でも作って


薬指に指輪でも添え

私は恋をしています などと

大っぴらな雰囲気を 醸し出すのも


ひとつの手段のような気が しないでもありませんが


そういうことをやってしまうと

余計 自分がみじめになりそうで


またひとつ 躊躇するのです。




昨夜は 大きな会議、その後にお酒を交えた納会。


秋のプロジェクト以来 久しぶりに会う面々に


見違えるように 雰囲気が変わったね、

何かあった?



と言われてしまいました。(苦笑) 


その後に続く言葉は

十中八九 


事務局長か?! 事務局長とか?!!



(苦笑)



当然の リアクションかな と思います。


ここで結びつける相手は

状況的にどう考えても 

理事長ではなく 事務局長になることは


私にも分かることです。



今年最後の納会 という場でありますから


少しだけ 装いを華やかにして

お化粧も 普段より多く色を使う。


午前中は気になっていた髪を切りに

美容室へ行き


勤務では控えていた 件の香水を

両手首と 襟足に纏わせる。


ついでに 先日から眼鏡も

コンタクトに変えましたから



そういう私を見て 何かあったのか と

いぶかしがることは 自然なことなのかもしれません。





それでも 私が紡げる言葉は


何もありませんよ。


という 色艶のない一言しかないのです。





10代の頃から 皆無とは言いませんが

色恋沙汰とはほとんど 縁のない日常を送ってきました。


私の恋愛遍歴は 

一つ一つは濃いものだったかもしれませんが


心と体 両方で強く繋がった相手は

理事長を含めると 3人です。



胸を張って 恋人と呼べたのは

遠距離恋愛の 横浜の彼だけでした。




あまり 男性に相手にされて来ませんでしたから。



言う私に



まったく、信じられない。



返す理事長。




昔だったら 考えられない一言です。



それでも素直に そういう一言を頂けることを

ありがたいなぁ と思う。




恋愛遍歴の少ない私は

その分野に対する 免疫が備わっていないので

少しのことで フラフラしてしまう。


恋をして 変わった という事実も

変わった私を 周りに悟らせた という事実も


その免疫が備わっていないがゆえの結果


なのかもしれない。 






明日は 内々の忘年会。


この部屋の3人に 青年陶芸家を加えたメンツで


ゴスペルの生演奏を楽しみながらの

ディナーの予定です。












2008年12月21日(日)
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