竜也語り

2005年06月03日(金) 雑誌「お日柄もよく…(81)&(10)」

●(81)赤い疑惑(2)

写真はまたまたあぐらをかいているもの。笑顔ではありません。

「赤い疑惑」の後半のお話し。「ボクは『赤いシリーズ』自体を知らない世代なんですが、」…バリバリの赤いシリーズ世代の私にとっては、これはちと淋しいコメント…。
今回の「赤い疑惑」は時代設定も当時の70年代のままにしてあるようだが、「セリフの言い回しや言葉遣いに関して、今の若者はまず使わない表現だし、聞いたら抵抗感あるのかなぁ、なんて最初は思ってたんですけど、実際に演じてみたら、違和感なくこの世界に溶け込んで行けたんですよ。」私は古典を演じる竜也くんのあの美しい日本語を聞くのが大好きなのだが、70年代は巷でどんな感じの日本語が喋られていたのだったかな…。もう忘れてしまったが、まぁ古典と言う程ではないが、ちょっと時代遅れ(?)の日本語を語る竜也くんを堪能出来るのかぁ…。また1つ楽しみが増えましたな。
今回竜也くんは、演劇や映画とはまた違った面白さを体験出来たそうで、「初めてですよ。こんなに楽しんでどういう芝居をしようか、相手はどう出てくるのかと、期待しながらスタジオに入ったのは……」と楽しく仕事をこなしたようだ。余談だが、「現代劇に出演するのもかなり久しぶりのことでしたが、」って…なんが時代劇俳優のようなことを言っていた…。


●(10)トレーニング

写真は腰から上の立ち姿のものが1枚。斜め下を憂い顔で見つめているもの。この写真、何故か竜也くんの骨盤(?)の幅の無さが目に留まる。写し方の角度によるのかも知れないが、細いし、華奢だし…(汗)。

「いら夏」撮影真っ只中のもの。この年の夏は猛暑だったかな…?「この頃はドラマのロケでずっと鎌倉にいるんですが、兎に角暑い。『鎌倉っていいところでしょう?』ってよく聞かれるんだけど、朝から晩まで撮影しかしてないから『鎌倉は暑い!』っていう印象しかないです。」と鎌倉の情緒を楽しむ余裕はなさそうだ。そんな暑さの中、竜也くんはジム通いを始めた。このトレーニングの甲斐があってか、このドラマの後の舞台「エレファントマン」ではわりと筋肉が付いていた。舞台中のメリックの写真と共に「竜也…肉体美」なんてタイトルを付けたスポーツ新聞もあったような…。この竜也くんが通っていたジムは、スケートの清水選手などが通っている有名なプロスポーツマンばかりが行くジムらしく、竜也くんは知り合いのラグビー選手に紹介してもらったようだ。皆さんウェイトの重さと鏡しか気にしていないような状態で、ただ黙々とトレーニングをしているそう。「そんな人たちに交ぜてもらい、コツコツとトレーニングしてます。……アミノ酸を飲んだりしながら、ただひたすら鍛えてますよ。だからって、急に重いものが持てるようになったり、ムキムキのカラダになったりはしないんですけどね。」とちょっと言い訳(?)らしき言葉を最後に付け加えて。でもそんなマッチョな男達に囲まれている竜也くんも絵になるかなぁ…と。…スイマセン…悪趣味でした…。


 < 過去  INDEX  未来 >


ATSUKO  [HOMEPAGE]

My追加