暴かれた真光日本語版
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2004年01月21日(水) 066 publicationsinJapan

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いまどきの神サマ―退屈な世紀末,人びとは何を祈る?(別冊宝島 114)JICC出版局1990


(P186)新宗教は終末をどう考えているのか?! [宗教団体からの回答]
アンケート用紙の質問内容:
「1」ノストラダムスが予言した終末の1999年も近づいておりますが、近いうちに人類が破滅するような危機は訪れるでしょうか?
「2」破滅の危機が訪れるとすれば、それはどんな危機ですか?
「3」その危機はどのようにすれば避けることができますか?
 この別冊宝島の企画にあたり、本誌編集部では右上のようなアンケートを新興宗教96団体に送付し、11通の具体的回答を得た。ここに掲載した文に関して編集部は一切手を加えていない。

〔崇K真H〕(P190-192)

「1」破滅の危機は近いのか?
 危機は訪れます。その危機の訪れの時期を、私どもの教団を御立教されました救い主様岡○光○師は、立教(昭和三十四年二月二十七日)三十周年を目処として到来すると述ペており、かつ一九九〇年から二千年に至る十年間の“人間の生き方“によって、人類の運命が決定して行くことを警鐘乱打されております。現代人類は生存か破滅かの分岐点に立たされていると言えましょう。

「2」どんな危機か?
 次のような危機の問題があります。
A 地球環項の悪化の問題
・熱帯雨林の減少
・砂漠化の進行
・酸性雨による環境破壊
・酸素の欠乏
・温暖化する地球
・南極北極の氷解による海面の上昇
・フロンガスによるオゾン層の破壊
・広かる海洋汚染
・異常気象の頻発
など、地球環境が急速に、そして確実に破壊されつつあります。
 私どもの師は、「神様が何億万年おかけになられまして、人類のためにお創り下さいました地上の山川草木、禽獣虫魚に至る万物万生を人類は大切に使わせて項くという想念かなかったら、海怒り、山怒り、森は怒って無言の反撃を開始し、遂に自然界に依って人類は、裁かれてしまう訳であります」と、繰り返し御教示下さっております。更に、地球温暖化の問題については、「世界は日本を中心として熱くなります。冬も嘆かくなって冬と夏との差が無くなり、日本は亜熱帯になっていくでしょう」
 「神様は、急激な冷しに依りつつ次第に世界異常高塩化へ持っていかれます」と、述べております。今日の世の中は、燃料文明であり、亜硫酸ガスや炭酸ガスが沢山大気中に排出されるため、空気界の温度も上昇しますし、地球の温度も太楊熟も年々上昇することになります。

B 人類の毒化問題
 現代人は、身体の外側は風呂に入ってお湯で洗い流しますが、健康に最も大切な身体の中の浄化に関しては怠っております。毒素を充満させ、発病化せしめています。人体に蓄積された毒素は、自然には汗や洟や痰などになって対外に排泄しますが、現代人は、それを”悪いこと”として止めてしまいがちです.
 更に問題として、
・医薬品の乱用
・食品添加物や農薬を使った食物による食生活
・精神的に悩んだり、悲しんだり、怒ったり、怒鳴ったり、恨んだり、憎しんだり、嫉んだりなどの悪い想いが、体内では濁微粒子という形で物質化してしまいす。
 これらにより、人体を汚し遂には染色体・遺伝子の異常を発生させてしまいます。
 我々の師は、「やがて皮膚病が増えるぞ」「ショック死が非常に増える時代が来るぞ」と、警鐘を与えておりましたが、今やそれか現実になってきております。

C 対立、村争の問題
 戦いの火というのは必ずしも大戦ではなく、局地における戦火でも、これが重大な人類亡滅の危機に火がつく危険があります。小さくは、人類の想いの中にある「自分さえよければ」という自己愛がぶつかりあいますと争いが生じます。宗教と科学、共産主義と自由
主義、親子、夫婦、自分と他人などか、対立闘争し、国家、職場、家庭、学枚など至るところで争いが生じ、弱肉強食の世界が展開されてまいっております。
D 七度目の天地かえらく
 次の大きな問題として、地球規模での大変動期の到来を覚倍せねばならないでしょう。
 地球の数十キロメートル下は、今でもブヨブヨであり、中はドロドロの火の海です.地殻はこの上に乗っている状態です。このバランスか崩れたとき、想像を絶する大変動が起こる訳です。

「3」どうすれば回避できるのか?
 以上挙げましたいろいろな危機は、人間の汚れた魂、心、身体を洗い浄めるためと共に、英知を結集しても解決がつかないことを、人間に知らしめるために、神様が用意されているものであり、これらの危機の本当の原因は、人間の心の奥にある想念の中にある訳です。
 神様は、この地上に天国の世界を創造なさるために人類を出された訳ですが、神の実在を忘れ、物欲の行き過ぎにより物や金ばかりを追いかけるようになり、人間の心と想念が穢れ朽ちてしまいました。その穢れを浄め吹き払っていこうと神様はされます。その結果、人類も地球もミソギハラヒ(病・貧・争・災)をうけることになります。そこで人類は、
・一切のものが与えられている感謝
・愛和、協力、団結して神様の法則に従う
・人としてお互いに尊び合う
に目覚めれば、あらゆる問題は解決して行きます。
 いよいよ、人類の未来を神様の法則に従って創造する時代が来ております。あらゆる学問、思想、宗教、人種、国境の垣根を乗り超えて、相反するものが協調し、和解し、愛和して行く時代です。
 人類の親神様は、これから愛和の時代を築こうとされておられます。それに伴って戦争の危機は平和共存へと移りつつあります。
 新たな生き方、新たな文明を求める動きが、世界各地に出はじめているのです。これらの新たな生き方、新たな文明は、唯物の世界だけでは創造出来ません。目に見えない霊の世界、神の世界に目覚めてこそ、開けてまいります。魂と心と肉体の曇りを浄め、かつ目に見えない霊の世界、神の世界を知る業こそ、”真Hの業(手かざしの業)“なのです。どうか皆様も是非真Hの業を体験され、新しく輝く二十一聖紀への文明原理を探求されますことをご祈念申し上げます.

〔S長の家〕(P192-193)

「1」破滅の危橡は近いのか?
 結論から言いますと、人類が破滅する危機が近いうちに訪れるようなことはありません。何故ならば、予言というものはその時点において霊能者が”霊の世界”又は“心の世界”の中で造られつつある想念の形を霊感して、それを未来の出来事として発表したものであるからです。
 これを説明しますと、世の中の出来事は先ず、”心の世界”の中で形が出来上ります。そして、それが、やがて具体化して現実の出来事になるのです。その過程の中で、“心の世界”の中でつくられつつある想念の出来事は、例えば、世界の平和を祈る別の想念によって修正されるのです。だから、或る時点において一人の霊能者が人類の運命を悲観的に予言したからと言っても、それはその時点における人類の心の世界の中でつくられつつあった想念の形を霊感したものに過ぎません。だから、それが具体化して何年か後に実現する前に、多くの人々の善念や宗教界の日々の祈り等によって、その時の心の中の悪想念は修正され得るのです。

「2」どんな危機か?
 質問の「1」の答えの中で言いましたような理由で、近いうちに人類が破滅するような危機は訪れませんが、物の豊かさばかり求めますと、人類の心の中から大自然の恩恵に対する感謝の心がますます失われて行きます。
 このような我欲の追求ばかりに人類が奔走しますと、その心が現実化して地球の自然破壊はますます進行します。だから、このままでは人類は利己心をのさばらせて、自らの環境を破壊することによって滅びる可能性はあります。

「3」どうすれば回避できるのか?
 質問の「1」に対するお答えの中で言いましたように、人生の出来事や人間の運命は先ず、心の世界で形づくられて、それがやがて具体化して現実の環境となってあらわれます。だから、人間は自分の境遇や運命が気に入らなかったら、自分の心の想いを変えればよいわけです。私たちは心の中に善い想念を抱き続ければ、やがてそれは良い運命となって自分の環境にあらわれます。
 これが私たちが人生において危機的な出来事にあわないようにするための原理でもあります。即ち、自分の心の中にないものは自分の人生には起こりません。自分の心の中が常に幸福の想いで満たされていれば、不幸な出来事や悪い事件から自然に遠ざかります。
 だから、たとえ、人類の心の中の世界が浄化されず、それが善念や祈りによって修正し切れない時、やがてその悪い想念が具体化して、地球的な規模での悪い大きな事件が起こるようなことがあるかも知れません。しかし、それでも善い想念を抱きつづける人々は、その不幸な事件から反発して遠ざかることになります。これがたとえ、地球的規模で起こる危機でさえも、それを避け得る原理もあるのです。
 なお、S長の家においては全ての信徒が日々世界の平和を祈って、人類の運命の改善のために心の世界を光明の善念によって浄めさせてもらっています。これはその危機を避ける大いなる力になることを私たちは信じて、日々こうした“光明の思念”を行なっております。


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