暴かれた真光日本語版
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2003年03月29日(土) 012 CT1

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THE CANBERRA TIMES FRIDAY MARCH 7 1997 キャンベラタイムズ 1997年3月7日金曜日
SEEKING TO CREATE A BETTER WORLD 「よりよい世界の構築を求めて」


○○真光は、そのほとんどの宗教的運動を調査されているが、危険なことは何も見つかっていない、とアンドリス・テベシス氏は以下で述べている。

○○真光は、特定の政党と結びついておらず、特定の宗派でもありません。日本から生まれた組織です。それは、創造神の光と、救い主様として一般に知られる創設者岡田光玉氏によって説かれた普遍的な原理を通して、生活の質を向上させることにより、よりよい世界を打ち立てるために努力しているのです。1974年に彼が亡くなってからは、教え主様として知られる岡田恵珠女史がその教祖となっています。

真光の信者は、その光の実践と教えを、彼らの生活様式の中にフィットするような、また彼らの家族、仕事、学校、社会におけるその他の状況に適切なような、常識的な方法で取り込むことを薦められます。その実践の主なテーマは、家族の中における愛と調和の実現なのです。

救い主様と教え主様は、日本だけでなく国際的にも、その人道的な原理の推進と、貧困者への援助、国際的な交流、人的資源の向上、教育などに対する努力に対して、賞を受けています。

私は、○○真光の運動を代表して、この前の日曜にキャンベラタイムズによって出版された記事の中の多くの間違った主張と申し立ての中のいくつかを正したいと思います。それらは多くの場合、元信者たちの言うことを疑問をもたずに受け入れてしまったことに原因があります。

○○真光は、「終末論を説く宗教」ではなく、オウム真理教とは何のつながりもありません。日本国内でのオウム真理教に関する徹底した調査によって、いかなるつながりも暴かれていませんし、公にはなっておりません。○○真光は、「日本の天皇は世界の支配者であるという思想」には基づいておりません。また、その教えはいわゆるシオンの議定書に基づいてはおりません。

○○真光は、100カ国近い国で数十万人の信者がいます。信者はあらゆる階級、あらゆる宗教−キリスト教、仏教、神道、ユダヤ教、イスラム教、ヒンズー教など−から構成されています。信者の中には、ユダヤ教会の主管者を含め、主な宗教の指導者も含まれます。○○真光が反ユダヤ主義だと主張することは、単に間違いというにとどまらず、想像もできないようなことです。○○真光の主な目的は、すべての宗教を一つにすることです。

もう一つの主な目的は、倫理、道徳、礼儀作法を含めた、若者の教育です。何人かの真光の教育者は、オーストラリアやニュージーランドの多くの小学校や高校のカリキュラムに高い価値を導入することができました。真光青年の活動の一つはコミュニティーサービスです。例えば周囲の清掃、植林などです。真光は「軍隊式の青年団」を作っているなどと主張するのはナンセンスです。

真光の信者は政治には関与していません。信者はそれぞれの国の法律に従うように、よき市民であるようにと教えられます。○○真光オーストラリアは、1977年にオーストラリアに設立されました。10年以上、教団の法的なことは、Deacons, Graham and Jamesらの法律事務所(以前はSly and Weigallらの法律事務所)によって処理されており、もし教団が誠実で評判のよいところでなければ、彼らが法的な処理を進めたりはしなかったでしょう。

教団についての「財政面が極めて不透明である」という主張は、全くの間違いでありそのような事実は見つかっておりません。教団の財政についての記録は毎年ErnstとYoungの会計事務所によって監査されており、オーストラリア税務署を含むしかるべき機関に報告が行っています。記事にありますように何人かの信者(と信者でない人)によって作られたゴルフ会社の失敗は、教団とは何の関係もありません。それは完全に個人的なことなのです。

○○真光オーストラリアは、いかなるビジネスからも収入を得ておりません。その資金のすべては信者の自発的な寄付です。寄付についてはいかなる強制もありませんし、実際会員費についてすら強制ではありません。オーストラリア首都圏政府によってオーストラリア本部の建設を認可された土地は、教団が購入したものであり、「納税者」のお金によってまかなわれたものではありません。

○○真光の目的を維持するため、この計画については地域社会と協議を行うだけでなく、地域社会の積極的な参加を奨励したいと思います。そして、できるだけ多くの人々がわれわれの霊的、教育的な社会とその他の慈善活動から利益を得るようにしたいと思います。

○○真光オーストラリアは、キャンベラの近くの農村地帯に少しの不動産を所有しておりますが、それは有機農法と青少年教育のためのものです。「ニューサウスウエールズに何十万ヘクタールもの土地をもっている」のではなく、またオーストラリアのその他の地域には不動産は所有しておりません。あの記事は、ベルギーを含むヨーロッパやシンガポールでの真光に対する調査を参照した(鵜呑みにした?)のです。

近年、いくつかの宗教団体がマスメディアから非難され(例えばオウム真理教のサリン事件や、ヨーロッパでのキリスト教徒による集団自殺など)、ほとんどの宗教団体が調査を受けているのはもっともなことです。そのような調査は歓迎すべきことです。事実として、○○真光に関しては、なんのやましいことも発見されておりません。真光教団のエッセンスは、まさに神の光であり、そのことについてキャンベラタイムズの記事はなにも言及しておりません。

私の著作、「Mahikari, Thank God For the Answers At last (真光、ありがとう神様、ついに答えは与えられた)」(真光の拠点や、ほとんどの図書館またいくつかの書店で入手可能)には、真光の教団に関するわかりやすい紹介が載っており、神の光のすばらしい効果についてのいくつかの実例を載せてあります。20年以上前に私がはじめて真光の恩恵を学んだとき、私は神経科学者であり、心身医学の教授でありました。

私にとって最初に印象に残ったものの内の1つは、手から放射される光が本当に効果をもつということです。人間にだけでなく、植物とか動物とか人間以外のものについても効果をもちます。○○真光は、経験を通してだけでなく、客観的に研究できる対象なのです。○○真光は、その始まりからオープンな組織です。多くのセンターは、メンバー以外にも開かれており、なんの義務もありません。

この運動に入るのには何の強制もありません。また、信者はいつでもやめる事ができます。○○真光についてもっと知りたい方は誰でも歓迎しますので、DicksonのBadham通り3にあるキャンベラ真光センターを訪れてください。テベシス博士が、キャンベラにおいて○○真光のオーストラリア−オセアニア地域の長をしています。


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CANBERRA TIMES Sunday May 11, 1997
JAPANESE SECT DANGEROUS:REPORT
report by NORMAN ABJORENSEN CT Sunday May 11, 1997
キャンベラタイムズ 1997年5月11日(日) 
日本の危険な教団:レポート
ノーマン・アジョレンセン
 

キャンベラにオーストラリア地域の拠点がある、日本をベースとする教団が、ベルギーの政府委員会によって危険と分類された。

オーストラリア税務局から慈善団体として税を免除されている、○○真光と呼ばれる教団が、すでにオーストラリア連邦警察によって、そのオウム真理教とのリンクについて調査されている。オウム真理教は、2年前の日本の地下鉄サリン事件を引き起こしたとされている。

○○真光は、いかなるつながりもないと否定し、誹謗中傷しようとする元信者を非難している。警察が言うには、AFP(フランス通信社?)によれば、元信者によって発せられたこの組織の洗脳、特に子供に対する洗脳が行われているという主張によって、この組織は関心をもたれているという。

ベルギー政府は、この組織の活動に対する世間の関心の高まりを受け、昨年、政府委員会を設立した。先週発行された700ページにおよぶレポートの中で、○○真光は、Sukaya Yoga やサイエントロジーと並んで最も危険な組織であるとされた。

(注) サイエントロジー:米国人L. Ron Hubbardが1954年に創始した宗教;精神修養と能力開発の方法を説く.

国会に届けられる予定のこの報告書は、色々な教団の継続的な監視団体つくることや、彼らの活動を公にすること、元信者へのケア、などを含めていろいろな対策を薦めている。報告書は、上級調査官の○○真光に対する次の言葉を引用している。「我が国の中で最も危険な団体の一つである。」

いくつかの国においてそうであるのと同じように、この教団は、不法な治療と人々の健康に対する潜在的な危険性から批判を受けている。ベルギーの委員会は、色々な団体からその教団の活動に対する弁護を聞いたという。しかし、○○真光の手から放射される光が例えばガンを短期間に消すといったような、病気を治すという主張には異議を唱えている。その委員会が言うには、この種の「あいまいな教え」は、影響されやすい人々に過度に影響を与える恐れがあるとしている。

元信者の証言によれば、○○真光は「スワスチカを用いる極右集団」と言われている。もう一人の元信者は、オーストラリアの元信者によるコメントをそのまま真似て証言している。「○○真光は、前世で行った過ちを浄化すべきという罪の意識を強化しようとするのです。信者は、過ちを清算するために自発的に参加するよう誘われるのです。つまり、教団は解決するための問題を自ら作り上げてしまうのです。」

○○真光オーストラリア(推定信者数は2000-3000人)は、共有の土地の上に建てる新しい総合本部のための81,000ドルの賃貸契約を去年オーストラリア首都圏政府と結んだ。法務長官と計画局の事務所(?)のゲリー・ハンプシャーによると、オーストラリア首都圏政府は、その手続きにおいて課税のための資産評価はしておらず、それは公的な助成をしているのと同等であり、オーストラリア税務局によって与えられた慈善宗教団体としての地位を信用してのことという。


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Letters to the Editor
編集者への手紙

The Canberra Times Thursday March 6 1997
キャンベラタイムズ 1997年3月6日(木)

***** MAHIKARI CULT HAS POSITIVE WORLD VIEW
○○真光は、肯定的な世界観を持っている。


あなたの日曜日の記事(3月2日P.17キャンベラタイムズ)には○○真光の基本についての誤解があります。○○真光は、本当に宗派に依存せず、その全く肯定的な世界観は、世界の起源は1つであり、人類の起源も1つ、そしてすべての宗教の起源も1つであるという理解に基づいています。

ユダヤ人の信者は、あなたのような反ユダヤ主義的な中傷の中に、またもう一つの試みを見出します。その試みとは、助けるように見せかけて実はユダヤ人に対する憎しみを助長しようとするものです。私たちの社会のいくつかの階層がもつ「イエローペリル(黄禍)」といわれる恐れにつけこもうとする、人種差別的、反帝国主義的な、すぐにばれるような下手くそなたくらみを、神道の信者は拒絶するでしょう。

○○真光の仏教信者は、仏陀によって予言された来世紀の黄金時代は、終末論を唱えるカルトや、地下鉄を悪用した社会の破壊とは何の関係もないことを知っています。これらの主張は、私たちのような多文化主義の実践に困難を感じるような、オーストラリアのような孤立した文化が感じる不安を煽るものです。

私に10年間の修道院生活をもたらしたキリスト教の文化的背景と、19年間の真光での生活から、私は真光には宗派にとらわれない、普遍的な、そう、本当のカトリックの世界観に進化していく驚くべき方法があり、それが私に神の子としての自由をもたらすのです。

本当に宗派にとらわれない○○真光は、すべての宗教、人種、主義を統一しつつあります。○○真光のなかの、上で述べたような宗教をバックグラウンドとして持つ友人や、ヒンズー教やイスラム教徒の友人たちは、私たちが21世紀へ楽観的に進もうとしていたときに、あなたがオーストラリアの精神の中にある、賞味期限の切れた恐怖のボタンを乱暴に押したことに非常にがっかりしています。

TERRY QUINN, テリ− クイン
Conder


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The Canberra Times Thursday March 6 1997 MEMBERS SHOULD TAKE A FRESH LOOK
キャンベラタイムズ 1997年3月6日(木) 信者は眼を覚ますべきだ


キャンベラタイムズが不誠実でゆがんだ宗教団体である○○真光の問題を取り上げたことに対してお祝いを述べたいと思います。(CT, 3月2日P.17)

オーストラリア政府が真光のオーストラリアにおける布教活動を積極的にサポートしたことは、政府自身をこの組織の不誠実さの犠牲者にしてしまいました。つまり、結果として公の資金が誤ったことに使われ、また、私はより重大なことと信じますが、この組織がオーストラリアの信者たちの精神と心の自由をしっかりと支配してしまったということです。

私が6歳のとき、母がキャンベラで信者になり、私もそれ以来関わってきました。そのとき私の両親は離婚する方向にあり、母は疑うことなしに、シングルマザーとしての新しい生活にぜひとも必要な、ある意味で新しい目的と社会的なサポートを、真光の中に見出しました。

21歳になったちょうど1年前、私は私たちが崇高で疑いのないものとしていた「神の啓示」がもう一つの宗教団体から盗まれたものであったという情報に出くわしました。

私は日本において調査を行った後、この教団に対する上記の情報とその他のひどい非難すべき事実が真実であることを発見しました。私は深く深くショックを受け、すべての元信者と同じように、真光が私の中に打ち立ててしまった現実認識から開放される過程において、深刻な感情的トラウマを経験しました。記事は、オーストラリアの人々にこの組織の起源に関する評判の悪い性質を警告した点で、すばらしいものでした。しかしながら、私はある特別で思いやりのあるお願いを真光の信者にしたいと思います。



この組織は、そのーーー?
私は信者の方々すべてに、ちょっとの間距離をおいて考え、現在はたやすく入手することのできる新しい情報に対して、偏見のない見方をして欲しいと思います.

RUSTIN SELVEY, ラスティン・セルベイ
Ermington, Sydney


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( C.T.13/3/97) MAHIKARI STANDS CONDEMNED BY ITS OWN WORDS
(キャンベラタイムズ、97年3月13日) 真光はそれ自身の言葉によって非難される。
                        (真光の教えは矛盾している)


アンドリス・テベシス博士の投稿(キャンベラタイムズ3月7日(金))によって火がつけられた○○真光論争における中立的な立場の人間として、私はそのカルトリーダーに、彼自身の本「真光、ありがとう神様、ついに答えは与えられた」の中にある疑問点をつきつけたいと思います。

2,3分読んで私は次のような興味深い引用に出くわしました。「キリストは十字架の上で死んだのではなく、日本で安らかに死んだのです。私はその墓を訪れ、私が読んだことがすべて正しいと確信しました...キリストは21歳のとき初めて日本を訪れ、10年間神道を学んでそれを教えるためにユダヤ(古代パレスチナの南部地方)へ帰っていったのです。時の権力者が彼の教えを認めず、彼を十字架にはりつけにしました。キリストの兄弟であるイスクリ(Isukuri)が、自らキリストの身代わりになって死んだのです.キリストは37歳の時に日本へ帰り、結局106歳になるまで日本に住んでいました.)(P.355)

これでは、私のキリスト教信仰の基礎がすべてだめになってしまいます。おそらく、テベシス博士が所属するカルトの計画では、すべての宗教の教えを統一するのではなく、他の宗教の基礎を崩すことによって普遍的な宗教になろうとしているのでしょう。

テベシス博士の「真光本」にあるその他の興味深い引用は、次のようなものです。「私は今、なぜ日本の人々が日本の天皇が神だという信念を持ちつづけるのかがわかりました。」(P.396)「日本はすべての宗教のゆりかごなのです....人類が最初に創造された、霊の起源の国(霊の元つ国:ひのもとつくに)なのです。」(P.417)

明らかに、私が教わった歴史や宗教の先生方は、間違っていると言うでしょう。

テベシス博士はユダヤ人に関してこう述べています。「彼らは神との約束を破った。ユダヤ民族が迫害されるのは少しも不思議ではない。」(P.416)

これらの引用は、テベシス博士が新聞への投稿の中で用いたきらびやかな言葉とは相容れないものです。そこで、私はさらに調査をすることにし、公式な真光関係の書物の中に次のような「すばらしいもの」を見つけました。

「色々な既成宗教に見られる教えを守ることも支持することも必要ない」(P.25 寸教の英訳本?)
「民主主義の原理は受け入れがたい。それゆえ、神の教えを伝えるマスター(○○真光の指導者)の言葉や命令、指示が最高のものである。」(P.21 寸教の英訳本?)
「世紀の変わり目の前に、世界的な天変地異がおこるだろう」(P.269 Mahikari Bible、御聖言)

これらは、(もしテベシス博士ではなく)わたしだったら、終末論を唱える宗教の教えに思えます。

オーストラリアのつつましい納税者の一人として、私はキャンベラタイムズが明らかにしたことについて繰り返しになりますが再び取り上げたいと思います。「課税対象になっていないいわゆる慈善団体が、どのようにすれば一年に20万ドルものお金を日本へ送金できるのか?送られた何百万ドルものお金は日本で不動産を購入したり建物を建てたりということに使われるにも関わらず、です。」

オーストラリアの真光組織の幹部の一人が、信者の寄付から10万ドルものお金を毎年もらっているということを、信者たちは知っているでしょうか?、また、そのようなことを認めるでしょうか? なぜオーストラリア首都圏政府は、この組織がその軍隊の新兵をあつめ、幹部を訓練するための不動産を援助しているのでしょうか?だれかはっきりした答えをどうか教えてください。

たぶん、テベシス博士はまた本を書くでしょう。そして、その本のタイトルは次のようになるでしょう。「ありがとうキャンベラタイムズ、ついに(正直な)答えを与えてくれて。」

John Durham, ジョン・ダーハム 
Gordon





日記作者