暴かれた真光日本語版
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2003年02月28日(金) 006 Insigft

最終更新日:2001.08.22

http://members.ozemail.com.au/~skyaxe/mahikari.htm
(以下の翻訳は、上記HPの更新前のものです。)

1.Mahikari - an Insight 
  真光 - ある洞察

  A SHORT STUDY OF (*****) MAHIKARI CULTURE. 
  (○○)真光文化に関する小研究

   By Steve & Yumi Allerton   
   スティーブ&ユミ・アラートン
 


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起源:これまでの調査により判明した真光系教団の系統図

1892−大本教* (*)印は現在も存在していることを示す。
     └1934−S界救S教*(SKK)..21派の教団を生み出した。
           └ 1959−S界真光文明教団*(SMBK)    http://www.mahikari.or.jp/
                  └ 1974−神幽現救S真光教団*  http://www.comlink.ne.jp/~syg/
                  └ 1978−○○真光* (光記念館 http://www.hikarukinenkan.or.jp/index.html )
                  └ 1980−ス光光波S界教団*(アイ200友の会http://www.ai200.com/ai200/
                  └ 1987?−陽光子Tの会*      http://www.yokoshi.or.jp/
                          └ 1990?−M光正法の会*    
Note:
1)岡田良一氏は、仲道(ちゅうどう), 光玉、聖玉、聖凰という別名を使っていた。

2)井上甲子(こうこ)女史は、すでに成人した後で岡田氏の養子になり、名前を岡田に変え、恵珠、聖珠という別名を使った。彼女は岡田氏の教団を離れ、彼女自身の教団、 ○○真光を1978年に設立した。以下では彼女のことを岡田女史(ミズ岡田)と呼ぶ。(幸子(さちこ)という名も使ったかもしれない。)

3) 陽光子Tの会からは、「M光正法の会」の他にも、「主神正法会」、「大和神霊協会」などが分派したとの情報もある。(「手かざし宗教を倒せ」掲示板、http://www.jade.dti.ne.jp/~shukyo/te/bbs.html 2002年8月12日の書き込みより)


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救い主岡田−非イエス: 教団の主張によると、教団は宗派や宗教ではなく、超宗教であるという。つまり、その他のすべての宗教がそこから生じた原点の宗教が復活したものということである。S界真光文明教団(SMBK)の創始者である岡田良一氏(1901-1974)は、その教えの中で次のように言う。これまでの宗教は間違った歴史の中から生まれ、ほとんどがうそに基づいている。最高の神が彼に与えた役割は、その間違いを正し、人類をすべての源である日本へ立ち返らせることである。

岡田氏は自分自身をキリスト教の教義にある復活した救世主であるとみなし、今世紀(20世紀)末の世界の破滅に先立って起こるであろう天変地異に備えるよう信者に警告を発したことは疑う余地がない。彼は霊的に清まった人々だけが生き残ると主張した。彼は続けて主張した。すべての宗教は真光より劣る。なぜなら彼は神と直接コンタクトできる唯一の人であり、神は啓示を彼に与え、それによると真光は神の唯一本当の宗教だということだからである。

人々を引き入れる魅力は、魂や心や体を清めるため手から放射される’神の光’という形で現れている。人がこの’光/エネルギー’を使えるようになるための唯一の方法は、現在の霊的指導者に献身し、月々の料金を支払うことで霊的につながり続ける真光の信者になることである。もし人が「めざめて」その他のタイプの寄付を利用してより多くのお金を寄付すれば、真に祝福された模範的な信者になることができる。

関与のレベル: 真光の中で経験する教団とのかかわり合いには異なったレベルがある。最も浅いレベルでは、普通の人々はいくらかの料金を支払って3日間の研修を受け、「御み霊(おみたま)」と呼ばれる「神の」ペンダントが与えられる(教団内では「許される」という)。○○真光の現在の教祖である岡田女史によって神とつながった(と教えられている)ペンダントを身につけているとき、彼女の身体を通して光/エネルギーが世界に向かって放射されるという。もし、彼女の身に何かが起これば、神の真の光が通る道が消え、世界が救われる道が絶たれるという。すべての信者と神の力との霊的つながりも消えてしまうという。すべての真光信者にとって、考えるだけでもぞっとすることである。この理由により、最初の3日間の研修後も教団に留まることを選んだ人々は、ずっと教団から離れられない。最も影響を受けやすい青少年は、もし召集があれば彼女を守ることに命をかけるように教え込まれてしまう。

真光の信者は、御み霊(おみたま)/ペンダントの中身を見ることを禁止されている。そうすることは神とのつながりを切り、神の力から切り離されることであると警告されている。何人かの元信者はその御み霊を開け、中に岡田良一氏の最後の別名「聖凰」または「聖」という文字の書かれた紙が入っていることを発見した。このことは長年信者が教わりつづけてきたこと、すなわち御み霊の中の紙には最高の神のシンボルである「ゝ(チョン)」のマークのみが書かれているということと違う。(御み霊の中身の写真: http://members.ozemail.com.au/~skyaxe/omitama.htm )

信者は、そのペンダントは命よりも大切であると教えられる。故意に開けたり、落としたり、濡らしたり、布団につけたり、X線にさらしてしまったりすると、神につながるコード(霊線)を切ってしまい、悪霊が流れ込んで不幸がその人と家族に降りかかると教わる。また、いくつかの場合、ペンダントはつけている人をその身代わりになって救ってくれる力があるという。そのため、霊的つながりを保つことは、生死に関わることになりうるという。もし信者が「昇進」をして自分の家に「御神体」とよばれる神殿をもつことができるようになると、そういう規則はもっと極端になっていく。もし、誰かが屋根に登ったり、ご神体の上に乗ったりしたら、その人は死んでしまうかもしれないという。かなり激しいことである! これらの規則を破ることによって、信者は救われるチャンスを逃してしまうという。目に見えない、得体の知れない邪悪な力がその人や家族に降りかかるという恐怖を植え付けることは、非常に効果的な戦略である。神の天罰というものは、マインドコントロールにおける最高の手法である。

「神の光」とは何か?: その光/エネルギーについては本当のことは誰にもわからない。しかしウインストン・デイビス氏は、彼の本「道場−現代日本における魔術と悪魔払い」の中でよく分析している。彼が言うには、それはある種の魔法/魔術であり、教団によって作られ維持されているパラダイム(物の考え方、現実認識)の刺激に反応するための条件付け、としている。何が人々をそんなにも長い間ひきつけるのか? 潜在的な恐怖は別として、たぶん光を与えたり受けたりすることによって得られる「結果」によって励まされているからである。よいことも悪いことも、その光がもたらしたものとみなされる。それは、win-win situation(どちらにころんでも教団に有利な状況)である。もしある人が「よく感じる」ことができれば、それは光が働いているとされ、もし「悪く感じる」ことがあれば、それは光が毒素を溶かし、毒素が排泄される過程で悪く感じるとされる。しかしこれは良いことであり、もし毒素が光によって溶かされなければ、その毒素は固化して塊となり、その人を結果として殺してしまうとされる。もし何も感じなければ、それは段階を経るために時間がかかっているのだとされる。ほとんどの信者はこのように物事を考える程度のレベルで教団と関わっており、説明できない現象はすべて「光」の奇跡と解釈してしまう。特に、ガンのような病気が快方に向かったりするとそうである。

** より高いレベルへ進むことは、より深い関わりと高位の指導者から「認められる」ことを求める人々にとっては、真剣に取り組むべきこととなる。新しい信者をつれてくること、寄付金を増やすこと、「神への奉仕」をすることは、信者にとってはよい評価を受けるために必須のことである。

世界に広がる信者: 過去30年以上にわたって、信者数はすべての真光系教団の中で増えつづけ、50万人から300万人に達すると推定される。そして、基本的な会員費を含め、寄付によって集められた非課税のお金が日本へと集められ、数億ドルをかけて世界中で不動産の所有を増やしつづけている。この資金製造機の能率のよさに疑問を呈した人々は、悪霊に操られているとして非難される。岡田氏は3日間の初級研修の間、そのような「霊的な邪魔」をうけた人々に対して注意するように信者に警告し、その警告は教団と関わる限り繰り返し強調される。

寄付(御奉納): 教団への関与を深めていく過程において、信者は色々な種類の寄付(現金のみ)をする。ある種の寄付は、信者がつらいときに行うものであり、それは信者が多くの罪と穢れを神に詫びるためであり、たいていの場合、その問題が大きいほど寄付の額も大きくなる。何かがうまく行ったときにする寄付もある。それは神の守護に対して感謝を示すための寄付である。すべてのお金はとにかく神のものであり、寄付をすることは神にお金を返すことだと教えられる。できたばかりの紙幣を使ったり、アイロンで紙幣のしわを伸ばすことが、神に寄付をするときの神への崇敬の証として、とてもよいこととされている。

繰り返すが、真光はwin-win situation(どちらにしても教団が得をする状況)にある。悪いことがあれば、罪と穢れを詫びるために寄付をし、よいことがあれば神への感謝のために寄付をする。岡田氏の教えは、お金や物質主義的な考え方への執着を捨てるように信者を巧妙に導き、約10種類の寄付を通してお金が真光に流れ込むようにしてある。

日本に流れ込むお金の推定額は、○○真光だけで一年に300万ドルから700万ドル(オーストラリアドル)に達する。しかし、現金が奨励されているので、誰も正確な額を知ることはできない。幾層にも重なった組織構造と秘密主義が、お金の流れの追跡を困難にしている。いったんお金が真光に寄付されたら、何が起ころうとも信者には戻らない。

真光の信者(組み手)−真のユダヤ教徒: 真光の公式な書物によれば、信者は真のレビ人(レビ族の子孫)とされる。岡田氏は、ユダヤ人はソロモン王の寺院を破壊させたことによって神の恩寵を失い、結果として歴史を通して災難を受けているのだと教えている。ユダヤ人を完全に破滅させる代わりに、神はレビ人と呼ばれる民族を用意した。岡田氏はそれが日本民族だと説いている。レビ人は、ユダヤの聖なる遺物の管理人であり、最も神から恩寵を受けた民族だという。真光の信者は、現代においてそれらの聖なる遺物を引き受けた神に選ばれた人々であるから、上述のレビ人の生まれ変わりの魂であるという。

○○真光は、ス座と呼ばれる大きな神殿を建設した。創造神の世界総本山は、1984年に2万平方メートルの土地に450億円(約5億オーストラリアドル)をかけて完成した。彼らが言うには、これは新しいソロモンの寺院であり、神の祝福の中にとどまる最後のチャンスなのだという。それは来るべき21世紀へのノアの箱舟とも呼ばれている。ス座は、一度に1万人が参列できる。もし、この新しい時代のソロモンの寺院がどんなかたちであれ脅かされたり、信者が礼拝とその維持を忘れるようなことがあれば、世界は神によって破壊されるという。ユダヤの人々が歴史を通して迫害を受けつづけたように。これは、「真のレビ人」(○○真光の信者)に与えられた聖なる使命であり、「光」を与え、多くのお金を寄付し、教えに忠実であることによって、世界の破滅を食い止めるのだという。皮肉なことに、真光の元の教団、S界真光文明教団も、2百万平方メートルの土地にス座と呼ばれる大きな神殿を建設した。どちらが新しい時代における唯一のソロモン寺院なのだろうか?両方とも岡田氏の教えに基づいているのである。

エホバとアラーは日本人である: 岡田良一氏が教えるところによれば、ユダヤ教/キリスト教の神エホバは実は国よろず造り主様と呼ばれる日本の神であるという。彼がソロモンの寺院を破壊したとき、内側にヘブライ語で契約の箱からとった言葉である"I AM THAT I AM"と書かれた黄金のカップすなわちマナ(食べ物)のつぼは日本へ返され、伊勢神宮に納められているという。日本の天皇だけがそれを見ることを許可されるという。もし誰かがそれをみたらその人は殺されるという。そのような優先権がきまっているという。

「遅かれ早かれ、ローマ法王をはじめとして世界中の人々が、伊勢神宮を訪れて祈りをささげなければならないだろう。そうしないと、神から恐ろしい審判を下される時がきてしまう。」イスラエル(ユダヤ教国)とキリスト教国の神は日本に祭られているのだから、その信者たちは日本、「メッカの地」に巡礼しなければならないという。岡田氏はまた、荒み霊と呼ばれるもう一人の日本の神は、アラーとよばれるマホメットのことであり、それは日本に起源があり、現在は伊勢神宮に祭られているという。岡田氏によれば、イスラム教もその起源が日本にあり、マホメットはそのことを良く知っていたという。

日本に従属するイスラエル: 岡田氏によれば、モーゼはシナイ山で姿を消したあと日本にやってきて、神道の神官からトレーニングを受け、36戒律のうちの20戒律とダビデの星をイスラエルに持ち帰るために与えられたという。彼はその20戒律のうちの10戒律を表の戒律として書き表し、残りの10戒律は裏の戒律としたという。

「レビ」という言葉は、スの神の魂または太陽神を意味し、日本民族を意味するという。岡田氏はさらに、日本の皇室はスメラミコト(太陽神またはスの神=色々な汎神論や多神教の頂点、また一神教においてもその頂点にあたるもの)の直接の子孫であると主張する。エホバは同じスの神の系統に属し、スメラミコトから枝分かれした神と呼ばれる。岡田氏は、ユダヤ人はダビデの王家を持っているかもしれないが、日本人には皇室があり、それはスの神の直系であるという。岡田氏の論理を使えば、彼が言うにはユダヤ人がヒマワリを彼らのシンボルとしているのは当然のことであり、その理由は根源のスの神、すなわち日本から枝分かれした一族だからだという。皇室の紋と日本の国花は菊であり、それは太陽のシンボルだという。日本語で「himawari」と呼ばれるヒマワリは、太陽の周りをまわるとか、太陽に従うという意味を持ち、だからユダヤ人も日本の周りをまわる(従う)のだという。イスラエルは日本に従う従属関係にあるという。

岡田氏と真光は、日本語はすべての言語の起源であると主張し、日本語に対する彼ら独自の意味の取り方を基礎にして、すべての物事を見ている。彼らは聖書の言葉、「はじめに言葉ありき、神は言葉とともにあり」を利用している。岡田氏が言うには、「はじめ」は日本に置き換えられ、「言葉」は日本語に置き換えられるという。真光はまた、モーゼ、イエス、ブッダは日本人の子孫であり、最終的には日本へ帰り埋葬されたという。エデンの園もまた日本にあり、アダムとイヴは最初の人類ではないという。「アダムーイヴ」というのは一人の力のある王の名前だったという。(→4.真光、ムー大陸、そして天皇崇拝、参照)




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