まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2011年11月14日(月) ■被災地支援手伝いの報告5…ボランティア拠点での不安

震災被災支援手伝いの話の続きになります。

ボランティアスタッフに南三陸町志津川の
全体像や街の細かな様子などを見せてもらった後に、
ボランティア拠点(志津川の山側にある)に移動。



私がお世話になったボランティア団体は、
「ユナイテッドアース
南三陸町復興支援プロジェクト」

というところ。
震災直後から、この地で活動をしています。




拠点はすでにボランティアをしている方々が
40人ほどおられて、共同生活をしていました。



男女半々くらいで、
20〜30代の方々が多いという印象。
他の年代はちらほらって感じ。
震災直後からいる方々から、
2ヶ月くらいの長期滞在している方、
そのほかリピートで、
何度も来ている方がとても多く、
それにプラス、日々新しい方が入る、
ということでした。




その日のボランティア作業が終われば、
その日の反省会をしたり、好きなことをして過ごす、
そんな自由な感じがありました。
部屋は、男女別に分かれていました。


さて、初めてこの活動に参加する
私たち7人は、拠点に着いてから、
この活動のリーダーから、
拠点施設説明、共同生活の注意点、
現在のボランティア活動や実際の仕事などの
レクチャーやミーティング、
その後、自己紹介などをし合いました。



驚いたのは、この日ここに来たのが、
兵庫、愛知、静岡からの方もいて、
私のように短期間でなく、
1週間〜2ヶ月という方が
大半だったことでした。




年代は私がもちろんいちばん上。
一番下は、兵庫県から来た女子大生。
これから福祉の仕事をしていきたいということで、
一人で兵庫県からバスを乗り継ぎ、
2日間かけてきたとのこと。



「偉いなぁ〜」
と言うと、
「そんなことはないです。
 私が通っている大学では、
 多くの人がすでに来ています。
 神戸震災も経験しているから、
 みんなボランティア活動に対して、
 積極的なんです。
 私は遅い方で、いつか来たいと
 思っていてやっと来たんです」




と、張り切っていました。
もっとも、この女子大生は私と同じ短期滞在。
二人で、短い間だけど、
やれることはやろうと言い合いました。

私が、今みている友人の娘(ほぼ同年代)とは、
なんという違いだ、正直思いました(笑)
娘の話はまたいずれ。

その後、みんなで夕飯をいただき、
(夕飯を作ってくださる後方支援の
 ボランティアスタッフがいます)
この日は終了、その後自由行動。




1つだけ、正直、
「大丈夫かなぁ」
と、不安に思ったことがありました。

それは、トイレ。
 
この人数(40〜50人)にして、
簡易トイレが1つしかないのですね。




でも、文句は言ってられないし、
不安に思っても仕方ないので、ここでまた



「できるようにしよう。
 みんなこれでちゃんと生活している。
 私にだって大丈夫。
 なんとなる」




と、思い、不安を払拭。
どんなに快適な生活に慣らされているか、
しみじみ実感。
そして、その後、
本当に何とかなりました。
よかったです。




外に出て街の方向をみると、
光はほとんどなく…
星がとてもキレイに見えました。
ああ、南三陸町に来たんだ、と
実感しつつ、
こうして活動できることを、
心からよかったと思いました。





お風呂もひとつしかないので、
この日は、私は入らず、
荷物の整理や拠点状況をつかんで就寝。
でも、お風呂に関しては、後で、
すばらしい報告をします。



そして、次の日。
いよいよ活動開始。




明日から、この活動について書きますね。




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