まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2011年03月09日(水) ■励みにならないなら、幸せそうな記事は読まないほうがいい

昨日からの続きになります。
今日も、こちらの本からの紹介になります。


「ニューズウィーク日本語版
 2月16日号」





引き続き、この本の特集記事、
「フェースブックがあなたを負け犬にする」
からです。



この特集では、「フェースブック」に
書かれているような幸せそうな生活を読んで、
今の自分の生活と比較して落ち込んでしまう、
自分がみじめになるという人が増えている、
というようなことが書かれています。




確かに、幸せそうな方や成功している方の
ブログを読むと、どうしても自分の今と
比較しがちですよね。



「いいなぁ、幸せそうで…」
「成功者は、なんでもやれるね」
「すごく頑張っているんだね」
自分とは違うなぁ…
こんな自分はダメだなぁ…
なんてね。




でも、よくよく考えてみれば、
フェースブックやmixi(ミクシィ)など、
ネットに書かれているのは、ほんの一部。



そのようなことが
書かれているからといって、本当に
「幸せ」なのかはわからないですよね。
この特集記事によると、
「幸せ偽装」は当たり前だそうです。




でも、アップされた記事や写真を見て、
どうしても今の自分と比較してしまう。
そして…落ち込んでしまう…

※もっとも、違う本によると、
 日本人の場合は、「幸せ自慢」より、
 「みじめ自慢」「嘆き節」が多く、
 海外のSNSやブログとは少し傾向が
 違うようではありますが。



「アップされているその記事は、
 その人の一部を切り取ったもので、
 しかも本当のところはわからない」




ということですね。
このことをちゃんとわかってないと、
ただ比較ばかりして振り回されてしまいます。



そして、これは、多くの本に
書かれていることなのですが、
このように誰かの幸せや成功をかいま見て、
落ち込む人、みじめな気持ちになる人は、
そのような記事は、害になるだけなので、
読んだり見たりしないほうがよい、
ということです。




私も全くそう思います。
自分の励みにならない、
「よぉし、私も頑張っちゃおう」
と元気にならない、
何の学びもなく、暗い気持ちになるなら、
読まない方がいいと思います。

さて、この
「ニューズウィーク日本語版2月16日号」
では、だから、
フランスの思想家のモンテスキューの
この言葉をよく噛みしめた方がいいと
締めくくっています。



「幸せになること自体は難しくない。
 しかし私たちは、
 他人より幸せになりたいと願う。
 それは、たいてい極めて難しい。
 他人のことは、いつも実際以上に
 幸せに見えるからである」




本当にそうだなぁ…と思ったでした。
みなさまは、どう感じましたか?





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