2010年12月19日(日) |
■鎌倉七福神巡り…目立たないお寺と正月準備のお寺 |
先週からの続きになります。
「宝戒寺」を出て、 路地を入ったりしながら、 寿老人さまがおられる 「妙隆寺」に向った。 (路地などに入らず、まっすぐに来たら、 おそらく5〜10分くらいの距離くらい)
しかしながら…
「あれっ、 この辺にあるはずだけどなぁ… お寺あった?」 「あったよ、ちょっと前に、 通り過ぎたよ」 「え、あ、そこよ、戻ろ」
このあたりが地元のしいちゃんでさえ、 見過ごしてしまうほど、小さなお寺で、 住宅街の一角にひっそりとあり、 目立たないお寺だった。
このお寺を見た瞬間、正直なところ、 随分お寺の大きさや格が違うね〜 などと思ったのだった。
とはいえ、 創建は1385年の歴史ある、 立派なお寺なのだった。
このお寺のことを、調べてみたけど… 何がなんだかむずかしくてよく分からなかった。 なんでも、「鍋かむり日新」と呼ばれた 傑僧・日新上人ゆかりのお寺だそうです。
さて、七福神ですが、 欅(けやき)一木造りの 鹿といっしょの寿老人さまが 祀られているそうなのです。
が、残念ながら、扉が閉っており、 その姿を見ることはできなかった。 残念。 (こちらから見れます→「寿老人」)
でもね、庭に、 ちゃんと、こんな素朴な 寿老人さまと鹿が おられました。
日だまりの中で、 寄り添っておられました。
ちなみに、寿老人さまは 中国、道教の神様で、身の丈 三尺(約90センチ)ほどとか。 長い頭に長い白髭、 巻き物をつけた杖を持ち、 玄鹿(げんろく)と呼ばれる鹿と ごいっしょです。 鹿は、長寿の象徴とか。
ご利益は、「学芸、智慧、長寿」 智慧をいただけるように、 手を合わせてきました。
「妙隆寺」を後にして、 次なる「本覚寺」に向う。 (歩いて5〜10分ほど) 七福神の中で唯一日本の神さまの 恵比寿さまがおられるお寺だ。
着いてみると… 入り口で職人さん達が、 なにやら作業していた。
「お正月の準備してるの。 このお寺は、お正月はにぎやかなの。 提灯がぶらさがって。 お正月は楽しいわよ。 小さな時から、このお寺には、 よく来たわ〜」
としいちゃんは教えてくれた。 境内は、お参りする人もまばらで、 (お正月はものすごい人らしい) お正月準備だけが着々と進められていた。
恵比寿さまが祀られているお堂も、 こんなふうにお正月準備で、 扉が少しだけ開いていて、 中をのぞけたものの、恵比寿さまを ちゃんと見ることは出来なかった。 元々、小さなものらしく 見えづらいらしいです。 (こちらから見れます→「恵比寿さま」)
この本覚寺は 1436年の創建。 日蓮さまがここにしばらく とどまったという伝説が あるそうです。
歴史は…むずかしくて… やっぱりよくわかりませんでしたっ。
ちなみに恵比寿さまは、 言わずと知れた商売の神さま。 もちろん、来年の仕事も うまくいくようにと、 手を合わせてきた。
「妙隆寺」と「本覚寺」を後にして、 次なる七福神に向う前に、鎌倉の市場に 立ち寄り、先日書いた「赤い大根」などを 買ったのでした。 (過去のお話→「こんな野菜、はじめて見たね」)
鎌倉にもこんなところがあるのね〜と 思いました。 続きは、また明日書きますね。
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