2010年12月16日(木) |
■鎌倉七福神巡り…このお寺は、妙に落ち着くなぁ〜 |
昨日からの続きになります。
鶴岡八幡宮の弁財天さまと別れを告げ、 今度は「毘沙門天さま」に会いに行くことにした。
「今度はどこ?」 「宝戒寺、ここからすぐよ」 「ふぅーん、小町通り通る?」 「通らない」
ということで、鎌倉で一番にぎやかな通り、 「小町通り」は通らないことがわかった。 小町通りには、お土産屋さんや鎌倉らしい 楽しいお店などもあり、ちょっと見てみたかった。 久しぶりだしね。 でも、しいちゃんは、通らないと言う。 ややがっかりしたけど、今日の目的は、 7つの神さまを巡ることだから諦めた。
私たちは、鶴岡八幡宮の大鳥居を出て、 左の道を歩き始めた。
ふとみると、 鎌倉名物の人力車がとまっていた。
一度は乗って、鎌倉の町を走ってみたいと 思うのだけど、料金を聞くといつも ひるんでしまって、乗れないのだった。 ちなみに、おおよその料金はこんな。 どうでしょう?
[貸切料金] 2人 1人 30分 8000円 5000円 60分 15000円 9000円 120分 30000円 18000円
さて、歩くこと5分。 「宝戒寺」に到着。 このお寺には 「毘沙門天さま」が 祀られている。
このお寺の境内に一歩入ってみると、 そこは、こんな石畳が美しいお寺だった。
拝観料100円を払って中へ。
「お堂の中に入って、 お参りできますからね、 毘沙門天さまも中です」
と、受付で教えてもらったけど、 その前に、宝戒寺の庭を探索。
それほど広くない庭ながら、 いろいろな木々が植えられ、整備され、 その中に、こじんまりとしたお堂があった。
このお寺は「萩寺」と言われるほど、 萩(9月は白萩の花で埋め尽くされる)で有名。 滅亡した北条氏の霊を弔うため、1335年に、 後醍醐天皇が足利尊氏に命じてこの寺を 建立させたとか。
お堂の中に入る前に、お堂を見ると、 やはり…歴史を感じさせる造りだった。
そして、お堂の中に入ってみると、 左右の扉が大きく開放され、庭が一望でき、 すがすがしい空気が流れていた。
そのお堂の中の左側に、 「毘沙門天さま」がおられた。 立派なお姿で、堂々としていた。 (写真は撮ること禁止だったので、 撮れなかったけど、こちらで見れます↓ 宝戒寺「毘沙門天」)
ちなみに、毘沙門天さまは、 「インドの神様で、 仏教の守護神でもあり、甲冑を身につけ、 宝搭(仏舎利を収める器で福をもたらす)と 金剛棒(邪を払う魔よけの力)を持っていて その姿はは、邪鬼を踏む姿されていると 言われている。 財を授け、厄除け、災難除けに 御利益があるとされている」
なので、財をいただけるよう、 身を守ってくれるように、 手を合わせ、お願いしてきた。
毘沙門天さまの前で手を合わせていると、 不思議な感じがした。 ここにずっといたいという気持ちが ふつふつとわいてきたのだ。 気持ちがすごく落ち着いて…
「私このお寺、 ものすごく落ち着くわ〜 気が合うのかも… このお寺なら、ずっと、 座っていたい感じよ」
そうしいちゃんに言ったけれど、 このお寺でゆっくりしている時間はなかった。
私は、9月には、白萩の花を見に来よう、 その時には、このお寺でゆっくりしようと心に決め、 このお寺の自由ノートにもそう書き込んできた。 またね、宝戒寺。
宝戒寺を出て、 次なる「妙隆寺」に向う。
途中で、ステキな路地を見つけた。 路地好きの私にとっては、見過ごせない路地だった。 (鎌倉には、こんな路地がたくさんある)
「私、この路地に入ってみたい」 「え、この路地? 何もないと思うわよ」 「いいのよ〜それでも。 なんとなく古風な感じがして、 いいわ〜いいね〜 路地好きの私には、 たまらない路地だわ〜」 「そ、じゃ、入ってみよ。 私も、こんな路地には、 入ったことないから」
というわけで、 その奥がどうなっているか、 どこかの道につながっているのか、 その路地に入り、奥の方まで行ってみた。
すると… その路地の先は…
小さな川が流れていて、 行き止まりだった。
「ほらみて、川の水キレイよ」 「ホントだ。 昔は、濁っていたけど、 今は、川もきれいにしたのよ」
そうしいちゃんは教えてくれた。 このようなステキな路地、 (あくまで私にとってですけど…) が、鎌倉の町中にはいっぱいあり、 今度は、鎌倉路地探索もしてみたい、 と、心から思ったのでした。
そして、いよいよ「妙隆寺」へ。 このお寺は、鎌倉七福神の中で、 一番小さなお寺だと思うな。 この続きは、お休みをはさんで書きますね。
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