2010年12月15日(水) |
■鎌倉七福神巡り…鶴岡八幡宮の弁財天さまは… |
今日も、昨日からの続きになります。
笑顔の指さし布袋さまに別れを告げて、 次の「鶴岡八幡宮」に向う。 浄智寺から歩いて20分くらいの距離だ。 天気がよかったので、気持ちよく歩き、 すぐに鶴岡八幡宮に着いた。
鶴岡八幡宮は、鎌倉でもっとも有名な神社で、 昨年は、大銀杏が倒れたことでも有名で、 私もいちばんに、しいちゃんに聞いた。
「大銀杏倒れたんだよね」 「うん、大きな銀杏の木だったのよ」
「確か、倒れた銀杏の一部を 植えたんだよね?」 「そうよ、倒れた元も残っているよ。 そこから葉っぱが生えてきてるの ひこばえって言うのよ」 「ひこばえ?」 「うん、ひこばえ、 ほら、あれよ」 「どれどれ。 あ、あれかあ、 ホントだ、ひこばえだね」
教えてもらったところをみると、 元の木とその一部を植えた 二つがいっしょに並んでいた。 (○のところ。右が倒れた元の木)
上から見ると、こんな感じ。
両方に芽が出ていて、 それが黄色く色づき、 生命力がまだまだ残っている、 そう感じられた。 ただ、元の木の方は、 やや元気がないように見えた。
まだ再生は始まったばかりで、 これからが大事らしいけど、両方とも、 元気で育ってほしいと思った。
さて、その銀杏を見た後、 今度は「弁財天さま」に 会いに向った。
鶴岡八幡宮の大鳥居をくぐり、 右の方に行くと源平池があり、 その池の3つの島の一つに 祀られている、ということだった。 ここの弁財天さまは、
「源頼朝公旗上げの際に、 弁財天の加護があったと いわれている」 ということから、 「旗上(はたあげ)弁財天」と 呼ばれ、旗が寄贈され、 その旗がたくさん なびいていた。
どんなご加護があったのでしょうね。 弁財天さまは、「弁才天」とも書き、
「七福神の中で唯一の女神さまで、 インドの水の神。 川の水がさらさらと流れる音色から、 音楽の神とも言われている。 そして、御利益は、子孫繁栄、 智慧、弁才(音楽や芸術)弁財など」
だから…えっと、きっと 財政面でのご加護だったかも、ね。
さて、この道を先に進み、 「弁財天さま」をお参りにいくと… 意外なことに気がついた。
「あれ、弁財天さまいないね」 「あら、ホントだ、 閉っているね、残念」
赤くて美しいたたずまいのお宮はあるものの、 そのお宮の扉はしっかり閉ったままだった。
どうやら、今日は、 お休みらしい… がっかり
などと、私は、 とんでもないことを思ったりしたのだが、 後でパンフレットを見ると、 弁財天像は、「国宝館」の方に、 安置されているということがわかった。 (こちらにおられます→「鎌倉国宝館」)
失礼いたしました、と思い、 気を取り直して、きちんと、 このお宮に手を合わせてきたのでした。
さて、この弁財天さまをお参りし、 次なる七福神に向ったのですが、 私は、このお寺がとても気に入りました。
この続きは、明日書きますね。
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