2009年05月14日(木) |
よもぎフォカッチャ。味はどうかな? |
昨日からの続きです。
私は、採ってきたよもぎを パン生地に練り込んでパンを焼くことにした。 なんとなく、よもぎのいい香りがするようで、 よもぎパン(フォカッチャ)もいいと思ったのだ。 パン生地を十分に時間をかけて しっかりと発酵させ、形を整え焼いてみた。
そして、待つこと15分。 ほぅら、こんなふうに焼けた。
できたぞ! どうですか?
って…そう堂々といえるほど、 見た目に美しくはないけど…(汗)
家で食べるパンなので、形などに、 ほとんどかまわなくて… 形より大事なのは味だし、 それに、いろんな形があると楽しいもん。 (言い訳)
そうそう、 上の方に丸っこいパンがあるでしょう? 実は、このパン生地で、もう一つ、 違うやり方も試したみたのですね。 これをちょっと覚えててくださいね。
さて… 手前のぼこぼこと穴のあいたようなパンは、 焼く前に、オリーブオイルをたっぷりと 振りかけて焼いたパンだ。 穴があいていると、オリーブオイルの しみこみがいいんだな。 これを、割ってみると、 こんな感じね。
なかなかいい感じによもぎがまじり、 ふんわり感もいいようだ。 もちもち感も弾力もある。
香りはどうだ? よもぎの香りは?
パンが少し冷めるのを待って、 わって、香りを確認してみた。 どうかな?
くんくん かぎかぎ
うーん…予想外に あまりよもぎの香りがしないような… じゃ、食べたらどうだろう?
もぐもぐ もぐもぐ…
うーん… よもぎの香りが口の中にふわっ〜と 広がるって感じでもないね。 でも…悪くはないし、 それなりにおいしい。
ただ、入っているのが 「よもぎねっ」なんて気がつく人は、 あまりいないと思う。 この緑のつぶつぶは、ほうれん草だと言えば、 あ、そう、と納得されちゃうと思う。 よもぎ…意外に存在感が薄い…
このパン(フォカッチャ)は いつも我が家産バジルでつくるのだが、 バジルの方が香りもよく、 存在感があり、バジルの勝ちだと思う。
そして、丸っこいパンには、 よもぎはあんこととても合うからと、 中つぶの甘納豆を入れて焼いてみた。 これをわってみると… ほら、こんな感じ。
ふむふむ… 悪くはなさそうだ。 どれどれ、 味はどうかな?
もぐもぐ もぐもぐ…
おっ、おいしいぞ、 合うね、合うね、 甘納豆とは相性がいいね。 香りはやっぱりあまりしないけど、 とてもおいしいね。
と、相当満足できた。 全部を焼き上げて、このパンたちを、 いそいそと袋に入れた。 山菜好きで、パン好きの友人と、 パンの味見をしつつ、 ランチをすることになっていたのだ。 友人は、どう言うか。
友人の感想は、 こうだった。
「よもぎってわかるよ〜 香りはするよ。 でもまぁ、よもぎでなくちゃ、 って感じでもないね。 身体には良さそうだけど… まぁまぁじゃない。 甘納豆入りにはいいね。 これは、いけるね〜 おいしいわ。 また、つくって」
ということで、まずまずの評価だった。 でも、私はこう結論をだした。
無理して、 フォカッチャによもぎを入れる必要はない。 でも、甘納豆入りはいけるから、 粉の配分やレシピを変えて、 もう少し表面をカリッと焼いてみよう、 もう少し塩味をきかせて。 それと、シンプルなよもぎ食パンを 作ってみよう。 その方が、香りがするかも。
というわけで、 まだ冷凍して残っているよもぎを使って、 今度は違うレシピに挑戦しようと 思ったのでした。 よもぎは、東京でも採れるから、 お手軽に作れるし、おいしいパンが できたら嬉しいもん。
もうちょっとチャレンジしてみます。 おいしいのが出来たら報告しますね。 がんばりますっ、よもぎのためにも。
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