2009年05月12日(火) |
これは、とてもやめられませんね〜 |
昨日からの、続きになります。 山菜採りは、本当にやめられなくなります。 採って楽し、食べておいし、そして、 山の空気が最高だし、 その後の温泉がまたいいんだもん。 (山菜採りの後、近所の温泉に行く) やめられませんな。
さて、今日は、山菜の王さま紹介だ。 山菜の王さまたちは、こんなところにいる。
「おおっ、いてっ… イバラに気をつけねば…」 なんて、言いながら。 またこれも、楽し。
野バラやとげとげの植物が いっぱい生えているので、 今年も顔や手に傷をつけた。 でも、そんなことを気にしておられない。 私たちには、目的がある。 がしがしと分け入っていく。
すると、そんな甲斐があって、 孤高の山菜の王さまをみつける。 ほら、これだ。 (ちょっと小さくてわかりづらいけど、 上の方にちょこんとある)
そうです、 山菜の王さまといえば、 もちろん、タラの芽です。
タラの芽も、昨日紹介した 山菜の女王さま「こしあぶら」と並ぶ、 大人気での山菜で、私も大好きだ。 これまた天ぷらが美味しい。 (天ぷら以外の料理方法を知らないけど)
あまりの人気に、多くの人が採るので、 最近では、なかなか採れなくなっている。 行ったときには、もう採られていることが多い。 見つけても、高いところにあったりして、 とても採れないことも多い。
それをみると、がっくりくるけど、 それもまた山菜採りの醍醐味だ。 だからこそ、採れたときに嬉しい。
タラの木は、弱いので折れやすく、 折られている木も多いし、 木を切って持っていく人もいるそうだ。 (栽培するとか) とんでもない人たちがいるのだ。
そんなワケで、 毎年採る量は減っているけれど、 そして、とんでもない人たちに ぶつぶつと文句を言いつつも、 今年も、食べる量は十分採ったし、 あちこちの山菜ファンの友人たちにも、 送ることもできた。 とても幸いなことだと思う。
「タラの芽王さま、 ありがとうございます。 来年もちゃんとなってね」
採った1本1本のタラの芽の木に 声をかけ、そうお願いしてきた。 来年も、いっぱい芽をつけてくれますように。
そのほか、山のあちこちや、 道ばたの脇に、こんなふうに、 ワラビが出ている。
「おおっ、いたいた! ほら、ここにあるよぉ〜」
なんて喜びつつ、 車を降りては、がしがしと採る。
ワラビはあく抜きが大変だけど、 みんな大好きな山菜だから、 見つけるとぽくんぽくんをしていく。 そして、ワラビも、いっぱい採ったのだった。
さらに、帰りの道は、少し疲れた身体ながら、 山菜をいっぱい積んで満足し、 こんなキレイな川の縁を走って景色を眺める。
「おおっ、美しいね〜 やっぱりキレイだね〜」
などと言いながら。 景色も春は美しいと思う。
そんなわけで、 5月の山菜採りは、 本当に楽しみなのだ。 山菜採りも、山も、川もいい。 日本の春はすばらしいと、 しみじみ思う。
また、来年の山菜採りを楽しみにしながら、 今年も東京に戻ってきたのでした。 自然の恵みに、心から感謝をして。 山菜たち、本当にありがとう。
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