2007年05月16日(水) |
なんだか…あまり好きじゃないな。 |
ウォーキングしていると本当にいろいろなものを見つける。 (って、いつも同じこと言ってるけど…) 発見すると、かなり嬉しくなるのだけど、 今日の発見は、あまりいい気持ちがしなかったものだ。
あのね、塀にはりめぐされている、 なんて言うんですかね、私は、 「ネコよけ&泥棒よけ」と名前をつけているけど、 そんなものたちの紹介である。 たぶん、そんな役割を担っているのではないかと思う。
さて、その「ネコよけ&泥棒よけ」、 これが、それぞれのお宅で、当然の事ながら、 やっている技術や工夫が違っていたりする。 いろいろとやっているんですよねぇ…
ただ、これを見つけると、 なんとなく…イヤな感じになるけど…ね。 でも、きっとこのお宅には必要なんだと思う。 もっとも、こんなふうなことをやっているお宅は、 私が歩く範囲では、とても少ないけど。
さて、どんな 「ネコよけ&泥棒よけ」か、 というと、こんな感じだ。
まずは、シンプル&お手軽の、 有刺鉄線を巧みに使っているタイプね。
これじゃ、ネコさんも泥棒も入れまい… 塀の上いっぱいに張り巡らされていた。 頑張って巡らしました、って感じだ。
つぎも、有刺鉄線だが、道路にはみ出すように、 しかもやや甘めの小さな巻き方で、 泥棒よけというよりは、完全なネコよけで、 取り付け方も、ちょっと抑えられているという感じだ。 しかも、ときどきとぎれたりして、ちょっと半端な、 「ネコよけ&泥棒よけ」になっている。
まぁ、有刺鉄線なら、手作りの後付だし、 実被害があって、背に腹はかえられなくて、 頭に来てやったのね、などと思ったりもする。
しかし、次のは、かなり考えられて、 きっちりとやったような感じで、 なんとなく不気味に感じた。
ほら、これだ。
太くて鋭い釘が塀に ずっとはりめぐらされている。
うーん、このお宅も切実な理由があって、 このようにしたんでしょうね、きっと。
ただ、このお宅は、塀にはこうして、 ずっーと、釘が張り巡らされていたが、 入り口の門回りには、張り巡らされてなくて、
「あら、入ろうと思えば、ここから入れるね、 ネコさんも泥棒も…」
などと、思ってしまった。 もしかしたら、防犯設備がついていて、 大丈夫なのかもしれないが。 ともかく、塀回りを防御することが大切なんだね。
でも、 もっと怖いのも見つけた。 ほら、これだ…
塀にびっしりと、 ビンのかけらが埋め込まれている。
もちろん、このお宅も何か被害があって それでやったのだと思うが… なんとなく…不気味な感じがする。 ビンのかけらってのが、怖い感じがする。
うーん…ちょっと怖いな。
さて、この塀を巡らす、有刺鉄線や ビンのかけらや、釘がどのような意図で、 本当には何から守ろうとしているのか、 本当にネコ&泥棒なのか、はたまた、 威嚇なのか、そのすべてなのか… どんな意図なんだろうなぁ、などと思ってしまった。
私としては、 こんな怖いやり方より、 こんな方がいいなぁ、 と思ったのだった。
もっとも、これだと、手入れが大変で、 地震の時は、かなり危ないと思うけど、 何かグリーンで工夫した方がいいのになぁと 思ったのだった。
というわけで、今日は、ちょっと不気味な 「ネコよけ&泥棒よけ」でした。 これで、本当によけられるかどうかは謎だけど、 ネコも、泥棒も一瞬躊躇するのでしょうね、きっと。
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