まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2007年05月13日(日) 工夫した「気持ち」はわかるけど…

毎日、ウォーキングをしていると、

「ああ、苦労してるんだね…」

などと、思うような事にも出合う。
みんな、何かといろいろな工夫をしているのだ。
今日は、そんな、ちょっとした工夫など紹介。



先日、てくてくといつものように
歩いていると、こんな光景に出合った。
これだ。


駐車場に取り付けてある、
車の傷よけガードだ。







「さあ、来い」とばかりに、
前後につけてある。 








「そうだね…このくらいのスペースだと、
 ちょっと気になるよね。
 うんうん、わかるわかる」


などと、頷きながら、
この日は通り越した。



後日、この場所を通ると、
車が止まっていた。
そのとき、
私はしみじみと感じた。




「ああ、とってもこの傷よけガードは、
 必要だったのね…」



こんな感じで、車が窮屈そうに止まっていたのだ。





この前の道は、とても狭いし、
この駐車場は、奥の方が狭くなっている形(台形)で、
かなり入れづらい感じだ。
狭くなっているところは、車と壁との間が、
20センチもあいてないくらいの狭さになっていた。
私では、とてもこのスペースには車は止められないなぁ、
とこれまた、しみじみと思ったのだった。

毎日、こうして駐車するのに、
これらの、手作り傷よけガードは、
本当に役立っているのだ。


東京、特に都心では、土地がないので、
駐車場スペースが本当に狭く、
こんな工夫をせねばならないのだ。
傷よけガード、しっかり車を守ってね、
と、声をかけたのだった。



さて、道ばたでは、
こんな意味不明の工夫もみかけた。






せっかく育てた藤の植木が、
盗まれないようになのか、
風で飛ばされないようになのか、
木が倒れないようになのか、
台から、落ちないようになのか、
そのすべてなのか…よくわからないが、



とにかく、
紐でテーブル台にしっかりと、
くくりつけられていた。







しかし、正直なところ、私は、この植木を
何もこんなふうに堂々と道ばたに出さなくて
いいのではないかと思った。
だって、そこはかとなく、
全体的に…貧乏くさい。



これまでの工夫は認めるが、
道ばたに出して、人様に見せるのなら、
せめて、もう一工夫して、

「ほぅ、見事な藤だね…」

などと、言わせて欲しい、などと思ったのだった。
工夫度、20点、貧乏くささ80点、などと、
私は、勝手に点数をつけた。



木が折れないように、
こんな工夫もあった。










ものすごく、
素朴な工夫である。




「大丈夫なのか、
 こんな支え方で…。」


などと心配になったので、
私は思わず、木をゆさゆさしてみたり、
ガムテ支え棒を動かしてみたりした。
しかし、倒れるとまずいので、ちょっとでやめた。

しかし、これで、本当にこの細い木が折れずに
立っていられるのか…大丈夫か?
臨時の手当だといいのだが、
2週間たっても、まだこんな状態だった。


こんな風にちゃんと支え木をして
もらっている木もある。
見た目も、支えの強さも全然違う。






「同じ区の管理なのに、
 これは、不公平だな」


と私は思ったのだった。 


ともかく、誰かが、心配になって
こんな工夫をしてくれたのだと思うが、
さらに、考えてもらって、区の緑の課に電話して、
ちゃんと支え木をしてくれるように、
頼んでほしい、などと思ったのだった。

しばらくしても、このままなら、
私が電話しよう、と思っているけど。


というわけで、
道ばたのささやかな工夫でした。
道ばたでは、結構、こんな工夫をしているんですよ。




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