2007年04月18日(水) |
こんな銅像…も、あるんだね… |
ウォーキングしていると、いろんな銅像も見かける。 以前も、紹介したが、それだけではない。 (その他の銅像の話は→「コチラからどうぞ」) まだまだ、すごい銅像があちこちにあるのだ。
今日は、その中から、 2つばかり紹介します。
まずは、正統派といえる銅像だ。 「夏目漱石」先生の銅像だもん。
これは、「漱石公園」というあまりぱっとしない、 小さな公園内(場所は早稲田)にひっそりとある。
なぜ、ここに夏目漱石の銅像や公園があるかというと、 この公園が「夏目漱石終焉の地」で、 明治10年〜大正5年死去するまで住んだところなのだ。
そして、夏目漱石は、ここで、 「坑夫」「三四郎」「それから」「門」などの 作品を書いたと言う、由緒ある場所なのだ。
だから、夏目漱石の銅像は、ここにあっていいし、 多くの人に知られているのであってもいい。
しかし、今日紹介したいのは コチラの銅像である。
それは、突然、現れる。 こんなふうに…
靖国通り沿い、駅で言うと都営新宿線曙橋から すぐのところにある、この銅像である。 ものすごく堂々とビルの間にあるのだ。 初めて、この銅像をみたとき、 あまりの周りとの違和感にびっくりした。
正面からみると、こんなに立派だ。 高さ15メートルくらいあるんじゃないかな。
しかも、夜ともなると、 ライトアップされるのだ。 ほらね。
ちょっと不気味なのだ。
で、一体どんな方が、 この堂々の銅像になっているか というと、この2人だ。
あ、失礼しました! 夜に撮ると怖いね… こちらをどうぞ。
で、この2人が誰かというと… 私は最初、宗教夫婦だと思った。
が…
なんと
スーパーマーケット「丸正」の 創業者「飯塚正兵衛夫妻」 なのである。
スーパーマーケット「丸正」は、都内を中心に 展開している中堅のスーパーマーケットだ。 こじんまりとした店舗が多い。 もちろん、私はよく利用している。
そんな話はさておき、この銅像だ。 ちゃんと、名前が付いている。
「大魂塔」(だいこんとう) と言うのだ。
飯塚正兵衛夫妻は、かつて八百屋さんから 身を起こし、その青果物の供養も込めて、 別名「大根塔」とも言うらしい。 よーく見ると、塔そのものも大根の形をしている。
そして、側には、ちゃんと、 「漬け物石」まで、置かれているのである。 大根といったら、漬け物石だよね。 ほら、これだ。
しかし、なぜかこの漬け物石の上には、 スズメみたいな銅像が置かれているのである。 なぜだろう… 漬け物石にはスズメ…なのか。
ともかく…この「大魂塔」は、 夏目漱石より立派な銅像である。 すごいね…
どうやら、この飯塚夫妻は、 銅像好きだったらしく、あちこちに 銅像があると言ううわさだ。
しかし…
はっきり言って、この銅像は、 丸正関係者以外には、 あってもなくても全くいいものである。 もっといえば、丸正創業の飯塚一族にしか、 意味がないと言っても過言ではない。
そして、私には、こんな銅像のことより、 本業のスーパーマーケット「丸正」に対して、 言いたいことがあるのだ。
それは…
わが家の近所に「丸正」が2軒あるのだが、なぜか、 この2軒の「丸正」で使えるカード(ポイントがたまる)が、 それぞれ違うのだ。
つまり、A丸正で作ったカードを、 B丸正では、使えないのだ。 「そんなバカな、同じ店じゃないか」 と思うが、違うのだ。
私は、レジのおばさんに言われたのだ。 「あ、同じ丸正だけど、あそこの丸正とは、 ちょっと違うのよね、だから使えません」
正確にいうと、ある時、A丸正のカードが新しくなり、 それは、A丸正単独のカードらしかった。 いきなりB丸正、他の丸正では使えなくなったのだ。
どうやら、「丸正」という名前だけは同じだが、 微妙に経営母体が違うらしい感じなのだ。 調べてみると、社長達はみな飯塚姓だが、 丸正チェーン商事株式会社とか、丸正飯塚とか、 いろいろとあるらしい… 私の勝手な想像だが、飯塚家内部で、 いろいろと争いがあるのだとみた。
だから、私は丸正に はっきりと言いたいのだ。
「一族象徴の銅像もいいが、 カードは統一してほしい。 大魂塔が泣くぞ」
てなわけで、今日は銅像紹介でした。
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