以前から、見守っている木がある。 もう何回も書いているので、ご存じの木であるが、 2月に書いたときには、こんな貧弱だった。 あまりの貧弱さに…切なくなっていた。
それが、最近は…
こんなふうになって、葉っぱがちゃんと出てきた。 まだまだ貧弱だけど、でもとりあえず、なんとか、 葉っぱをつけてくれて、かなりホッとしている。 なんとか、元気に生きてくれているらしい… いつも「復活してね…」と話しかけているところ。
新宿区土木課が、様子を見て根に栄養を 与えてくれる日も近いかもしれない。 私は、それをひそかに期待している。
さて、この木と関わり合うようになってから、 私は、周りの木をよく見るようなった。 すると、頑張っている木があるんですよねぇ… いっぱい。
今日は、そんな木たちの中でも、 町中で頑張っている木たちの紹介です。 ウォーキングをしているとあるんですよね、 こんな木たちが。
まずは、この木たちかな。 きれいな通りの、 道路ギリギリ、マンションギリギリに 寄り添うように立っている木たち。
どうやら大切にされているようで、 とても元気だった。
マンションの敷地内にしっかりと残っている木。 マンションの窓の方の葉っぱは刈り取られていたけど、 きっと、葉っぱが部屋に入るんだろうな。 仕方ないのでしょうね… でも、きっと大切にされている…はずだ。
コンクリート塀の一部になっているかのような木。 塀は木を避けて作られている。 木の幹は、結構太いけれど、葉っぱは あまり元気とはいえなかった。 根が傷んでいるのかもしれない。
そして、よくみると、この木には、 緑の看板がかけられている。 この看板には… 犬のフンの始末について書いてあるのだ。 この木の周りに、犬がフンをしていくのだろうか。 ともかく、日夜、犬のフンの始末のお知らせをして 役立って頑張っているのである。
しかりながら、こんな木ばかりではない。 もう疲れてしまって、こんなふうになってしまった 木もある… かつては、相当太くて大きな木であったようだ。
こんなにびっちりと塀に囲まれては… きっと息苦しかったに違いない。
私はこの木の側により、 「ごくろうさまでした」と挨拶をした。 さわってみたら、ぼろぼろと崩れ落ちて、 すっかり朽ち果てていました。
どの木たちも、これからも、寿命を全うして ほしいとしみじみ思ったのでした。 今日は、頑張っている木の紹介でした。
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