2006年05月30日(火) |
冬物の整理って、大変ですよね… |
昨日書いた、ぞうりレーズンパンをあげた友人から、 お礼のメールが入っていた。 それによると、友人がそのまた友人にこのパンを 持っていったら、その友人は、
「でっ、でかい!ずしっとくるねっ」
と言ったそうである。
「でかさと重さ」だけは、 はっきり言って自信がある。 私はまた、自信をつけた。
味がどうだったかは、書いてなかったので、 ちょっと不安だが、 きっと、大丈夫、気にいってもらえると 勝手に思うことにした。
そんなジャンボなパンの話はさておき…
今日は、冬物整理の話しである。 この頃は、「やる気」が、来てくれないと、 なかなか手をつけることが出来ない。 だって、衣類の入れ替えって、何となく、 おっくうで、面倒で、相当気合いがいるし… そう、思いませんか?
いつも思うのだが、 仕事とか、頼まれごとだと、 ちゃんと締め切りを守り、さっさとやるが、 「自らが進んでやらねばならないこと」 というようなことは、ついつい後回し、 延び延びになってしまって、 とってもとっても「やる気」が必要だなって。
ともかく、先日、幸いなことに、 その「やる気」くんが、やっと来てくれたので、 「今しかないな」と、えいっとやることにした。
で、クローゼットの衣類を取り出し、 クリーニングに出すもの、 いったん洗濯をしてからしまうもの、 もうしまってもいいものと、 大雑把に分けていった。
今回は、思い切って、いらないものを 処分する強い決意を持っている。 今まで、いつか着るかも…などと取っていたが、 実は全然着なかったもの、 そして、ちょっと思い出のある衣類、 高かった衣類など… 思い切って処分するつもりである。
あれこれ迷いや、もったいない気持ちもあったが、 ここは心を鬼にして、処分し、 処分品は、ゴミ袋3つほどになった。
衣類は、燃えるゴミなのか、 燃えないゴミなのか、迷ったので、 友人に電話で、聞くと 「うちの方は資源ゴミだよ」と 教えてくれた。
「資源ゴミ」って何だろうと思ったが、 マンションのゴミ置き場のゴミの出し方を見たら、 確かに「資源ゴミの日」あったので、 よくわからなかったけど、 勝手に資源ゴミとして出すことにした。 ここまでは、よし。
さて、そんなこんなして、頑張って冬物を整理して、 夏物を取り出し、一段落付いたところで、 私は、クリーニング屋さんに コートだの、ジャケットだの、背広だのを 2袋ほどに詰めて持っていくことにした。
そして、そこで、ふと 「クリーニング15%割引のハガキ」 が来ていたと、思いだし、そのハガキを ごそごそと探し出し、引っ張り出して、 そのハガキを持って、2袋をぶら下げて、 クリーニング屋さんに歩いて行った。 結構重かった。
クリーニング屋さんに行ったら、 私の前で、一人のおばさんがたくさんの 洗濯ものを出していたので、 私は、後ろでじっと待っていた。
そのおばさんは、たくさんの洗濯ものを出すと 今度は、クリーニングしたものを引き取るシートを だして、以前出したものを、 全部持っていくつもりらしかった。
「えー、まだあるのぉ?」
私は、そのやりとりをじっと見つめながら、 いらいらとして待っていた。
このクリーニング屋さんの最大の欠点は、 取次のおばさんが一人しかいないことである。 一生懸命やっているし、 いつもアルバイト募集をしているが、 結局は、いつも一人なので、時間がかかる。 それに、何となく効率が悪い。 私をみて、「待たせて、すいませんねぇ」などと 言ってくれるが、私は作り笑いも出来ない。
しかし、私は、重い2袋も持ってきたし、 15%割引もあるので、じっと待っていた。 待つこと15分近く。 私の後にも、お客さんが並んできた。
やっと、私の番が来た。
ああ、よかったぁ… よく待ったなぁ…やれやれ。
そう思って、2袋の衣類をテーブルの上に、 「これです」と言って取り出し、 「それと、このハガキを使ってください」 と、ハガキを出した。
すると、取次のおばさんは、 なんと、無惨にも こう言ったのだ。
「あの〜、このハガキが使えるのは、 6月からなんです。 ほら、ここに書いてありますでしょう?」
「えっ、あっ、ホントだ!」
がーん…
この、ハガキが使えるのは、 6月からだって…
このじっと待っていた時間は何だったのか… 2袋の洗濯物をうんしょと持ってきた努力は なんだったのか… このハガキを探し出して、15%だ、わーいなどと、 喜んだこの気持ちはどうなるのか…
………絶句
………呆然
私は、本当にがっくりときた。
すると、 私の呆然としたあわれな姿を見て、 との取次のおばさんが、 こう言ってくれたのだ。
「6月まで、この洗濯物…預かりましょうか?」
渡りに船、棚からボタモチ、猫に小判、 (って全然違うか…) ともかく私としては、嬉しい提案であった。
「えーーっ、いいんですか?」(喜) 「はい、大分お待ち頂いたし、もうじき6月ですしね」 「ありがとうございます、お願いしますっ」
ということで、お礼を言って、 この洗濯物を預かってもらうことにした。 どうやら、待った甲斐があったようだ。 私の努力は報われたのだ。 ああ、よかったぁ。
6月になったら、すぐに行き、 正式に頼むつもりである。 もちろん、15%割引でね。
待っているときに、取次のおばさんに ぶつぶつと心で文句を言っていたが、 帰る時には、 「なんて、気の利くおばさんだろう」 などと思っていた… 私って、相当なご都合主義だと反省した。
そんなわけで、無事に衣類を預け、 冬物の処分品を資源ゴミに出し、 夏物をともかくあちこちに押し込み、 入れ替えを無事終了した。
これで、明日から半袖も着れる。 ちょっとホッとしたのでした。
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