2006年05月19日(金) |
怒りの石焼き鍋…最終顛末 |
《お知らせ》 明日の「ぼちぼち日記」はお休みになります。 ちょっと、温泉に行って来ます。楽しみですっ。 今回は、土日のお休みです。 月曜日分から、元気に復帰します。 どぞ、よろしくお願いいたします。
さて、先日、 「石焼き鍋製造元の驚くべき対応」 で、送られてきた石焼き鍋の フチがかけており、台座もぼろぼろなものが来て、 怒りまくった話を書いた。 今日はその後の話です。
と、その前に、どんな状態のものが 送られてきたか…みてみて。 こんなのが、送られてきたのです。
○のところが欠けているところ。 ね、かけているでしょう?
これが、一緒に付いてくる台座 こんな風に、あちこちぼろぼろである。
どう思います? 誰が見ても、明らかな不良品。 写真はないけど、箱もぼろぼろな箱だった。
こんな商品を… クレームをつけたお客さんに 普通は送り出したりはしないと思うのだが、 大胆にも、この製造元は送ってきたのだ。 思い切り大胆というほかない。 怖いもの知らず…というほかない。
さらに、クレームになるのは、 わかりきっているはず…と思うが。 ある意味で「やるな、この製造元」と 思わないではない。 やれやれ、これで、不良品鍋一つ処理出来た、 などと思ったのかな?
もちろん、私は、 怒りの電話をしようと張り切っていた。
次の日。
さて、電話をしようと思って、ふと考えた。 買ったスーパーマーケットに先にするべきか、 この不良品鍋を送ってきた製造元か。
うーん。 どっちがいいかな?
しかし、思い出してみると、 製造元の担当のおばちゃんは、 先日の電話でも、言い訳ばかりの対応だったし、 またさらに言い訳をするに違いない。 すると、私はますます頭にくる!はず。
別に、私は頭にきたいワケではない。 怒り爆発!したいワケもでもない。 ちゃんとした商品を送ってきて欲しいだけだ。 できれば、気持ちよくね。
ならば、製造元のおばちゃんにかけるより、 買ったスーパーマーケットにかけた方が話が早いと思い、 スーパーマーケットの方にかけることにした。
しかし、この製造元の対応に、 かなり頭に来ていたので、 私は、このスーパーマーケット鍋販売の 責任者の方を呼び出してもらった。 そして、一連の事情を話した。
すると、その責任者の方は、 「大変失礼いたしました。 事情はわかりました。私が直接その製造元と 話をつけますので、折り返しご連絡します」 ということになった。
私は、 「必要なら、証拠写真を送ります」と言った。 でも、それは、いらないって。 ちょっと残念。 見て欲しかったけどな、この写真を。 送りたかったなぁ。
とまぁ、そんな私の思いはさておき…
しばらくすると、その責任者の方から 電話がかかってきた。 そして、 「再度、商品をお送りいたしますが、もし、 また、変な商品が行くと困りますので、 いったんこちらの方に商品を送ってもらって、 確認の上、お送りいたします」 ということになった。
私としては、急いでもいないので、 それでよしとした。
しかし、どうしてこのような商品を送ってきたのか、 そこのところをどうしても聞いてみたかったので、 責任者にこう聞いた。
「どうして、このような商品を送ってきたのでしょうかね?」 「それについては、その電話を受けた人と、 送った人が違ったらしく、よく事情がわからないまま、 送ったと言うことです、確認もしないで。」 「でも、入っていた箱も、ぼろぼろの箱でしたから、 送るときにわかると思うんですが…」
「箱もひどかったんですか?」 「はい、あちこちへこんでいて、すれていて、 いかにも、何度も開けたというような感じでしたよ」 「……そうですか……、製造元は、 確認不足だと言うばかりで…」 「どんな確認不足だったんでしょうね… みれば分かるのに…」
製造元のおばちゃんは、きっと なんだかんだと言い訳をしたに違いない。
私は勝手に推測した。 このかけた石焼き鍋は、この言い訳おばちゃんが、 「この鍋で十分よ、ちょっとヒビが 入っただけなんだから…」 と送ったのだ思う。 たぶん、ケチなおばちゃんだったのだ。 そして、ケチなあまり… 信用を失ったのだ、私のだけど。
しかし、ここで責任者を問いつめても事実はわかるまい。 私は「それではよろしくお願いします」 と大人になって、ていねいに頼んで電話を切った。
そして、数日後、石焼き鍋が届いた。
もちろん、今度はちゃんとした 立派な石焼き鍋が届いた。
しかし、いくら見かけが立派でも、 また、割れては困る。
私は、フチがかけた石焼き鍋と、 新しい石焼き鍋、両方に米のとぎ汁を入れて、 割れないように沸騰させた。 説明書どおりにね。
そして、1回づつ使ってみた。
大丈夫か? 今度の鍋たちは?
その結果…
今のところ、ヒビは入っていない。 (本当は当然のことであるが…)
これが、その2つの石焼き鍋。 まだヒビは入っていない。
そんなわけで、わが家では 一気に石焼き鍋が2つになった。 何に使おうかな?
しかし、この石焼き鍋たち、油断は禁物である。 2つあるからと言って油断できない。 今のところ大丈夫だけど、 いつヒビが入るかもわからない。 私は、不信感いっぱいである。
今度は、頑張ってくれ、石焼き鍋。 私は、長く使いたいぞ! 私は石焼き鍋たちに声をかけた。
さて…ここで、 「石焼き鍋」を買うときの注意です。
買う時、使う時は要注意です。 まずは、安けりゃいいってもんじゃないってこと。 ヒビが入ったら、すぐに買ったところか、 製造元に確認する。
そして、 「ちょっとくらいヒビが入っても大丈夫です」 なんてことばに騙されてはいけません。 ヒビが入ったら、要注意!です。
でもね、でもね、 石焼き鍋は、本当におすすめ! お料理のレパートリーがぐーんと 広がります。
先日は、石焼きカレーにしてみたら、 いつものカレーが違うカレーになったし。 とってもおいしかったですよ。
てなわけで、石焼き鍋騒動の顛末でした。 頑張れっ、わが家の石焼き鍋。 何かあったら、またご報告しますっ。
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