2005年11月03日(木) |
掃除機をつまらせた顛末 |
今日は朝から気持ちのいい日だったので (少々曇っていたけど) 掃除をしようと張り切っていた。
隣人が出かけてから、掃除を始めた。 まずは掃除機ね。 掃除機を取り出し、張り切ってかけ始める。
寝室とリビングはかけ終わったので、 今度は書斎の机の上のゴミをとろうと思い、 掃除機の長いブラシ部分を取りはずし、 (いつもなら、先のとがったのをはめるが 今日は面倒なのでそのまま) 机の上のホコリを取り始めた。
と、その瞬間
ぶひょーすーすー (こんな音でした)
と、とんでもないものを 吸い込い込んでしまった。 大変と思ってその口をみると… なんと、修正液の入れ物が すっぽりと吸い込まれていた。
こんな状態。 これ以上ないほど、すごくぴったりはまって しみじみと見つめてしまったほど… (すいません、とてもばっちい写真で)
こんなふうに、しっかりと吸い込まれてしまったのだ。 掃除機の持ち手の部分にね。 (ちょうどやや曲がっているところに引っかかった)
私は焦って、 つついたり、周りを叩いてみたりするが、 いっこうに動かない。 ふってみても、音沙汰無し。
うーむ、ダメだな…
そうだっ、 何か堅い物で押してみよう… (引っ張るのは不可能なので) と思い立ち、工具箱を取り出す。
丈夫なねじ回しで、ぐいぐいと押してみる。 (つまり、もっと先に押し出す作戦ね。 じゃばらのところに落ちれば、とれそうに思えた)
すると…
どんどん奥に入り、ますます ぴったりとはまってしまった。 (つまり押したおかげで、ますます 奥に挟まってしまったのですね)
ありゃりゃ。 全く動かなくなっちゃったよ… どうしよう… まだ、掃除終わってないよ…
ふと、掃除機を買いに行かないとダメかも…と いう思いがよぎる。 こんな場合はどうしたらいいのだろう…
そうだっ、 お客様相談センターに電話してみよう。 どっか部品がはずれるかも知れないしね。
と言うわけで、家電のお客様相談センターに 電話してみることに。 状況を話すと、とても困ったようだった。
「押してもとれませんか?」 「はい、まったく、うんともすんとも 動かなくなってしまって…」 どっか、部品をはずせませんか?」 「はずせませんね。 それだと、修理に持ってきてもらうようですね。 それか、近所の家電店に持って行ってみてください」 「そうですか…」
やっぱりね、思った通り。 これじゃ、それ以外何の方法もないか。 しかたがない… とりあえず、近所の電気屋さんに 持っていって見てもらうことにした。
持っていくと、店主さんがでてきて 状況を話すと、かなり笑われた。 (ちょっと恥ずかしかった)
「どれどれ…」と言って、 しげしげと見つめ、 「こりゃ、押すしかないなぁ、やっぱり… もしダメだったら部品交換しましょう」 「あ、はい、それで結構です…」 と言うことになり、押してもらうことに。
店主さんは、工具を取り出し、 棒のようなもので、ぐいぐいと押した。
ぐいっぐいっ
動かない。
「こりゃ、すごくぴったりとツボにはまってるねぇ…」
ぐいっぐいっ ガンガン 強く、下から押し上げるように押す 店主さんは顔を赤くして、力一杯押している。
「えいっ」
と、その瞬間… なんと、ポンっととれたのだ。 じゃばらの方から、 修正液がころころと落ちてきた。
「わぁー、とれたぁ…!」 私は大喜びした。 「やれやれ、良かったねぇ、しかし 本当にぴったりとはまったんだねぇ…」 店主さんは苦笑い。
と言うわけで、掃除機から 修正液が無事に取り出せたのでした。 修理代と言うわけにいかないので、 蛍光灯を2本買って帰ってきました。
ああ、よかった… 今度から、机を掃除するときには、 先のとがったのにちゃんと換えようと 反省したのでした。
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