2年ほど前、 ずっと以前から料理や食器や食に興味があったので、 フードコーディネイターの学校に通っていた。
今日は、その時に知り合った友人達と 久しぶりに、ランチをすることになっていた。 掃除や洗濯を手早くすませ、準備し、 自転車で新宿に向かう。 1時にレストランで待ち合わせだったのだ。
今日の友人は、20〜30代の女性で、 みんな魅力的な人たちである。 美人で、独身で、バリバリと働いている。
久しぶりに合って、話しをしたら、 いろいろな変化や、すごいことがわかった。
1人は、料理コンテストで、金賞を取っているし、 2人は、フードコーディネイターの資格を とっているし、一人は、結婚が決まっていた。 おおっ、着実に進歩しているぞ。
なによりスゴイのは、料理コンテストに こまめに応募していることである。 いろいろな食材を使って料理を作り、 その料理をコンテストに出すのだ。 私も料理好きだが、創作は苦手なので、 彼女たちの頑張りがとてもまぶしい。
フード系の仕事をしようと、 頑張っているのだ。 うーん、すごい…
そんなこんなの話しを聞いて、 私も刺激を受けた。 やっぱり何かに挑戦するということは、 とても大切なのだと思った。 それと、学んだものを生かすと言うこと。
ところで…
全然違う話になるが… 実は、私は結構な資格魔なのである。 つまり、いろいろやってきたってこと。 その時には「これ、いいっ!」なんて思ってね。
今持っている資格は、3つほどある。 (フードコーディネイターの資格はない) その中で、一番変わっているのが、 「リフレクソロジスト」というもの。 つまり足裏マッサージの資格である。
よく駅前とかにある、2000円くらいで、 足裏をマッサージしてくれる、あれですね。 つまり私は、足裏をマッサージできる リフレクソロジスト…の資格があるのである。 ふふん… って、別に国家資格ではないけど。
6年くらい前に、6ヶ月間くらい学校に せっせと通い、試験を受けて資格を取ったのだ。 もちろん、ちゃんと免状ももらった。
その頃、マッサージや癒し系がはやり、 なんとなく、やってみようと思ったのだ。 みんなは、似合わないから、 「やめた方がいいよ」と言ったが、 私は、やってみたいと言い張って、 会社の仕事を工面しながら、学校に通ったのだ。 もちろん、資格はばっちりと取れた。
結果…
やっぱり 「人の足裏をマッサージする仕事は向かない」 と実感し、今では、もうすっかりとその技術は 忘れてしまった。 隣人が、たまに「足裏マッサージして」言っても、 「やだもん」と言うありさまである。
そして、そんな資格があることなど すっかり忘れていた。
しかし、先日…
その当時の友人から、一通のハガキが 届いたのだ。 なんと… 「マッサージの店、開業しました」 というお知らせであった。
この友人は、私と同時に卒業してから、 リフレクソロジストとして修行し、 その間にも、気功や、マッサージの勉強をし、 その資格を得て、このたび、開業したのだ。
うーん、すごい…
資格をどのように、活用するか… 私のように全く、生かせないか、 友人のように、それを生かしていくか… もちろん生かした方がいいに違いない。
私など、その他の資格も全く生かしていない。 (どっかで、役に立っているかも知れないが) つまり…その頃、自分がわからなくて、 ふらふらとただいろんなことをやってみていた… と言うことなんだろう。 かなり、遠回り。
その時に、知らない知識を学んだり、 楽しんだり、新たな友人ができたのが 唯一の財産かも知れない…
あっ、でも学んだことは全然後悔してませんよ。 無駄だったのは、授業料くらいだから。
そして…にもかかわらず、 また、学校に通うかと思い始めている、 うーん、考えちゃうな。
■「ことば探し」に戻る→http://www.kotobasagashi.net/
気軽にコメントが入れていただけます。
→「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→
「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。
「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
コンパクトで、読みやすい構成にしています。
→「購読申込み」
|