今日は、
高層マンション反対住民運動総会があり、
経過説明会があった。
もちろん、参加した。
過去の経緯は「コチラをクリック」

地区の集合場所に行くと、すでに５０人ほど、
集まっていた。
しかし、その９割が６０歳以上の人達である。
うーん、若い人はいないなぁ…
大丈夫か…と思うが、
これが現実なのかもしれない。
総会はその後、
全部で７０人くらいの規模になった。
しかし、若い人はいない。

総会で、今までの経過が詳しく説明された。
この高層マンション計画が５月に突然発表されてから、
地域の反対運動発起人、世話人の方々は、
なんと、４０回も、
話し合いや、都や区に陳情、業者とのやりとりをしていた。
本当に頭が下がる。

その結果だが…実はあまり結果が、
芳しくないことも細かく説明された。

●業者は建築申請書を出し、すでに、修正も出した
●この業者は、あちこちで住民との紛争を抱えている
　（現在４カ所…スゴイ。すべて反対運動されている。
　　すべて住民無視の建築。）
●都も区も業者に行政指導しているが、
　それが法的強制力がないので、すべて無視している。
●９月５日（月）に業者は、建築に関する説明会を
　実施する。
　（もちろん、参加する）

しかし、この発起人、世話人の方々は、
次のことも考えてやってくれていた。

●反対運動をしている他の地区の住人との連動。
（すでに連絡を取り、共同協議もするとのこと）
●最終的には、裁判に持ち込むことを考える
（そのための弁護士に詳しい話しを聞いていた）
●区の景観まちづくり条例審議会と、これからも
　連動していく。
●ＨＰを立ち上げる
●メディアに訴えかける

などなどであった。
本当にご苦労様だと思う。
質疑応答の時間になって住民からいろいろな質問が出る。

「業者側は、全く譲歩しないのか？」
「高さ、１．４メートルほど、低くすると、
　言ってきました」
「え、１．４メートルですか？」
「そうです」

高さ１００メートルのマンションを建てるのに、
１．４メートルほど、低くすると言ったらしい。
これは、譲歩なのか、バカにしているのか。
これには、区の関係者もあきれたらしい…

「裁判になった場合の費用はどのくらいか？」
「弁護士をお願いする費用（最低２人）と、
　諸雑費をいれて２５０万くらいです。
　その他、もしうまくいったら成功報酬が必要です」
「その費用はどうするか？」
「これから、みなさまと相談するようです。
　しかし、裁判は最終手段です。」

すると、一人のご老人が手を挙げた。

「私はね、隣のビルの者だけどね、もう
　この業者には怒りいっぱい、ゆるせんと思っている。
　裁判費用が必要なら、何万でも出してやる。
　これを許すわけにはいかんのじゃ」
と言う。（拍手）

もう一人の、方が手を挙げる。
「政治家にはお願いできんのか？
　いろいろいるだろう、この辺にも」
「今、やってますし、動いてくれてもいます。
　今日も区議さんも来てくれてますし」

すると、区議の方が立つ（女性）
「いろいろ、参加させてもらって、これは、
　異常だと思いますので、いろいろ手を尽くして
　みたいと思います」

おおっ、何となく元気が出てきた…と
思ったら、一人のご老人が手を挙げた。
そして、

「この反対運動は、勝ち目があるのね…
　建築基準法でもう許可されているんだろう、
　こんなことをしても無駄ではないのか。
　だって、建築許可も降りたんだろう」

しーん。

世話人の方が立ち上がった。

「じゃ、あなたは、建築されてもいいのですか？」
「そうじゃないが…もごもご…」
「まだ、完全に許可が降りたわけではないですし、
　こんな無謀なことが許されていいはずありません。
　だから、こうやって最後までやってみようと、
　頑張っているのです」
（かなり、まずい展開である）

「状況は、決して楽観できません。
　だから、どうしてもみなさんの協力が必要なのです。
　どうでしょう、これから、
　もっと協力していただけませんか？」

私は、すぐに手を挙げた。

「私は、全面的に協力いたします。
　ＨＰの作成、お手伝いします。
　これからも、活動よろしくお願い致します」

すると、拍手がわき起こった…
私…なんだか、頑張ったみたい。
その後、何人か協力者が現れた。
ああ、よかった…

しかし…そんなわけで、私はＨＰ作成の
手伝いをすることになってしまった。
よぉし！やってやろうじゃないの。

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