今日は歯医者さんの日である。
今日はなんとしても行かねばならない。
２回ほど、キャンセルしているのだ。
１度目は、日にちを変えてもらって、
２度目は、すっぽかしてしまった。
（連絡しようとして忘れてしまったのだ）

夕方、ウォーキングがてら
歯医者さんに行くことに。
ディバック、万歩計、帽子、準備OK！
てくてく歩いて、歯医者さんに。
途中の木々や、花がとてもキレイだ。

今日はかなり早めに着いたが、
すぐに治療に入ってくれた。

「じゃ、いつものお子さまコースね」
「よろしくお願いします」
いつもの麻酔前の表面麻酔をしながら、
先生が、助手さんに聞く。
「あれ、今日はイチゴ味？」
「そうです、今日からイチゴ味です。
　どうですか、わかります？」
「あっ、なんだかイチゴって感じします」
本当は、イチゴ味だとは気がつかなかった。
とりあえず、話を合わせてみた。
どうやら、今日から、いつもの
オレンジ味→イチゴ味に変わったらしい。
これはお子さまコースでないと味わえない
特権である。

しかし、お子さまコース。
先生は３回に分けて麻酔をしてくれる。
最初は、イチゴ味の表面麻酔。
次に、本格的な麻酔をちょっとだけ。
しばらくして、麻酔が効いてきてから、
最後の、本格的な麻酔をする。
この間それぞれ、１０分くらいづつ待たされるが、
とてもていねいにしてくれるので、
痛みはほとんどない。
お子さまコースたるゆえんである。
お子さまコース…好きである。

以前通っていた歯医者さんでは、
「麻酔お願いします」と言うと、
「このくらいじゃ、普通の人はしないよ」と
露骨にいやな顔をされて、
ものすごくものすごく怖かったのだ…。
もう２度と行かないからいいけど。
あそこは、すべて超大人コースだったのだ。

「はい、終わりましたよ、お疲れさま」
私は疲れてはいないが、先生がそう言う。
「どうもありがとうございます」
「来週は、左上の奥歯をやりましょう。
　その次に左下奥歯だね」
ああ、まだまだあるのだ、治すところが…
がっくり。

しかし、歯の治療が終わると、
なんだか、気持ちがうきうきする。
一仕事片づいたって感じがするのだ。
「ああ、終わった終わった！」って感じ。
受付で、元気にお礼を行って、
今日も無事に帰ってきました。
よかった、よかった。

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