今日も朝から張り切って山菜採りに。 もちろん完全防備。 今日は、違う山に向かう。
山に近づくにつれて、おじさん達が、 「こっぢの山は坊主にされでなぁ…」と言う。 よく見ると、確かに木が切り倒されてあちこち丸坊主状態。 どうやら、杉の木を切っているらしい。 何のために切っているのか、誰も知らなかったので、 きっと花粉症のために違いないと、花粉症の私は思っていた。 しかし…切り取られた杉の残骸と、その山の状態は無惨であった。
その丸坊主山の隣山に入ることにした。 こちらの山はまだちゃんと森林が広がっている。
その森林に入り「こしあぶら」を採る。 「こしあぶら」はなんと「山菜の女王」と言われている。 何が女王なのかよく分からないが、とにかく女王なのだ。 女王の名前が「こしあぶら」っては、どうか…などと 思ったりもしたが…それはさておき、 こしあぶら女王は、おひたし、天ぷらにするとおいしいのだ。 ※「こしあぶら」知らない方はコチラをどうぞ。 「こしあぶら」ついて
採るのは、タラの芽と違ってとても簡単。 藪をかき分けて入らなくてもいいからだ。 背丈以下(背丈以上のもあるが)の木の新芽を見つけて、 摘み採るのだが、とてもかわいいカタチをしていて、 すぐにいっぱいになる。 (割と手に入りやすい女王なのである) 今日はこしあぶらがメイン採取の日だったので、 この山でたっぷりと採る。 もちろん、私の袋もぱんぱん、手に重い。ふっふ。
その後、また、タラの芽を採りに別の山に入る。 この山は山バラのつるがとても多い。 それに、エセタラの芽も多い。 もちろん、そんなエセタラの芽には騙されたりはしない。 しかし、この山バラのとげはやっかいで気をつけないと 顔や手や、あちこちに傷をつくる。 もちろん、今日も3カ所ばかり傷をつくる。 しかし、気にしない。 だって、今日は大漁(大採)だったからだ。 今日は山に5人で入ったのだが、 タラの芽を236芽ほど採った(兄がちゃんと数えた) うーん、とても満足。
明日は、タラの芽やこしあぶらをみんなで分けて、 それをおみやげにして東京に戻る。 あーあ、終わっちゃったなぁ… 今年も楽しかったなぁ…
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