一点の曇りのない青い空と陽炎にゆらゆらと揺れる地平線まで続く黄土色の荒野何処までも続く青と黄土とゆらゆらと揺れる一本の線太陽が見えないのに揺れる地平線海がないのに青い色をした空360度何処を見渡しても同じ景色、二色とそれを別け隔てる一本の線それは何処まで歩いても何もないという絶望ともしかしたら海があるのかもしれないという希望その思いが交互に揺らぐ不確かで頼りのない一本の境界線