2009年07月05日(日) |
やっぱりパンドラの箱だった |
1年前に買って未だ放置したままのガンプラ(ガンダムのプラモデル)を どうせなら塗装やらなんやら本格的に作ってみようかと 必要な工具や材料を一式揃えるべく、まずはあれこれ調べ始めた私ではありますが。
調べれば調べるほど、奥が深すぎて何がなんだかさっぱりわからない。 ガンプラを完成させるまでに様々な工程があるのだけど その工程一つ一つに、注意すべきことや必要な工具材料がありすぎてもはや意味不明。 頭がパンクしそうであります。
例えば、パテ(パーツの不自然な溝を埋めたり、パーツをデコレートする為に使います。)ひとつをとっても ・ラッカーパテ(プラパテ) ・エポキシパテ ・ポリエステルパテ 等々…種類や用途などいっぱいありすぎです。
塗料も ・ラッカー塗料(アクリル油性塗料) ・エナメル塗料 ・アクリル水性塗料 等々…これまた、各塗料との相性、用途、塗装の食いつき具合など、知っておかなければならないことがいっぱいです。
ぶっちゃけ、ガンプラなんて、組立て → 終了 の素組みでもある意味完成なんで 要はどこまで "工程を細分化" させるかどうかといったところ。 ・組立て だけで終了させるのか ・組立て → 塗装 までするのか ・組立て → 塗装 → 墨入れ ・組立て → 下地塗装 → 塗装 → 墨入れ ・組立て → 研磨 → 溝埋・溝彫 → 下地塗装 → 塗装 → 墨入れ → コーティング とその気になれば、どんどん工程を増やしていくことも出来るワケで 当然、肯定が増えるほど必要な工具・材料・選択肢も増えていくわけなのであります。 そして知っておかなきゃいけないコトも増殖していくワケであります。
頭の中でフローが無限に増えていく… どこかで区切りをつけて落とし所を見つけないとね。
一気にあれこれ手をつけるんじゃなくて まずは経験、やってみよう!と、ある程度工程を絞り込んで自分なりの道(スタイル)を先に作り、慣れてから徐々にスタイルを広げていくのも手だし あるいは一つ一つの工程に時間をかけて、その都度じっくり向かい合ってその時に都度必要なモノを揃えて行くのも手だし ピアノで例えるなら、『まずは主旋律(右手)だけ全部覚えてしまってから今度は左手をつける』ってのが前者、『この小節を確実に弾けるようになったら次の小節に進む』っていうのが後者といったところ。 どっちが正解というワケじゃないからあとは自分のスタイルだな。
とにかく、ガンプラの世界は深すぎる…。泣きそうだ。
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