ちょっとやそっとじゃ 驚かなくなってしまった私がいる。
何か起これば 『ぁぁまたか。』 と思ってしまった私がいる。
驚くほど冷静で 驚くほど無関心で 驚くほど否定的。
冷め切ってしまった心のまま もう随分と長い時間が経ってしまった。 『大人とはこういうモノなのか?』と思いながら
雑念だらけの仙人モード 隠居するのもヨシとせず かといって明るい世界に溶け込めない なんとも中途半端な状態。
心ときめくような 未知の体験に すっかり出会わなくなってしまった。 もう私には無縁の話。 そう思い込んでいた 悲しい私。悲しい過去。
でも何処かでわかっていた それは『出会わなくなった』のではなくて 自分が探そうとしないから。 自分で感じようとしないから。
だけど自分以外の何かのせいにして 都合よく自分で納得をさせていた。
もう疲れてしまったと 自分自身に嘘をついた。
勝手に心に壁を作り 何事に対しても閉鎖的で 前向きになれていないだけ。
本当は キッカケなんてそこらじゅうに転がっている。 それを拾うか拾わないかは自分次第。
そんな資格はない。だなんて カッコつけんのも大概にせいっちゅー話。
生まれ変わろう。
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