2008年08月13日(水) |
遅咲きのピアニスト(103) |
【ムダに息が合うようで実は噛み合ってない】 ある日のレッスンでの話。 曲を一通り弾き終えた後、先生とのダメ出しやらなんやかんやのやり取りでのひとコマ。
先『ところでさっきの演奏の最初の部分で、一箇所気になったところがあって』 *『そうそう、私も弾いてて気になる場所がありましてん〜』 先『(楽譜を指で追いながら)…えーと確か…』 *『この辺じゃないですか?』 先『そうそう、ここ、ここ』 *『この部分ですよね』
…と、その気になる部分(小節)を弾いてみる
先『それそれ!』
どうやら、二人の気になる部分は合致していたようだ。
*『私も気になってなんです』 先『そこだけもっかい弾いてみて』
何度も同じ小節を弾く私と、それを見る先生。
*『…う〜ん』 先『やっぱり』 *『おかしいですよね?』 先『そうだねー。』 *『ここですよね!』←左手だけを聞かせる 先『違う!逆っ!!(笑)』 *『Σ( ̄□ ̄;)!』
…どうやら先生は右手が気になっていたらしい…
惜しい。
ところで… 前回の日記で『アインザッツ(Einsatz)』について触れたのですが、 初めて教室でアインザッツの話になったときに意味を知らない私は、当然 *『アインザッツってなんですか?』 って聞いたのですね。で、しばらくアインザッツについてやり取りが続いて…
*『なんか、アインザッツってドイツ語な響きですよね〜』 先『ですよね^^』
先『ザッツが』 *『アインが』(ほぼ同時に)
『!(; ̄□ ̄)( ̄□ ̄;)!』
合ってんだか合ってないんだか。
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