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2008年08月14日(木) レフェリー(地区大会 本選)


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地区大会本選のレフェリーをやってきました ファィッ( `o´)ノシ
予選を勝ち上がった16名によるトーナメント形式で行われた本選。
さすがに本選ともなると、予選よりもずっと緊張感があり、あっという間の1日でした。

ビックリしたのが、本選に進んだ全員が予選とは比べ物にならないくらい詩を作り込んできたこと。
予選の時に審査員長でもある楠さんの講評が参加者一人一人に対してあったのですが
皆がそれを真摯に受け止め、本選に向けて軌道修正してきたことが一目でわかった。
この一ヶ月間でみっちり練習してきたんだなぁ〜。すごいなぁ〜…。

またしても、そんな素晴らしい詩の朗読を選手と同じ"リングの上"という一等地で聞くことが出来た私。
3分間という限られた時間の中で、いかに『自分』というものを表現するか。
土俵は違えど同じ『表現』を志す者としてその全てが参考になった。

…三分経過した時点でゴングがなり、強制的に朗読をストップさせなければならないのが私の役目。
大抵は3分以内で朗読を終えるように皆さん練習してきているのですが…
この日は、予想以上に『ストップ!』を言わなければならないのが、少し心苦しかった。。。
一生懸命考えてきた詩を途中で止めなければならないのは、いかにルールとはいえ申し訳ない。
まぁ…それでも心を鬼にして、遠慮なく止めさせていただきましたとも。

もうひとつビックリしたこと。
さすが本選…と思わず唸ってしまったが…
リングがあって、そのリング上で選手は詩を朗読する。そして私もレフェリーとしてリングの上にいる。
私は選手を背中から、そして観客とは向かい合うような感じの立ち位置にいるわけですが、
リングのすぐ下には審査員席があり…その後ろに観客席があるのですね。
ずーーっと気になっていたのが、その観客席の一番前(審査員席のスグ後ろ)で、なにやらノートらしきものに朗読中ひたすら何かを書き込んでいる人達。
リング上からずっと気になっていた…。最初は、新聞社の人だと勝手に思い込んでいたのだけど…
違いました。後で知ったんですが、なんと全国各地で行われている詩のボクシングの地方大会を行脚している方々でした( ̄□ ̄;)なんとっ。
他の大会で選手として参加してる方もいれば、見る専門の方もいれば…各大会を見てまわって修行・講評をしていらっしゃるのだそうです。なんという行動力。

そんな方たちと、大会後の打ち上げでお話しする機会がありまして。
『いろんな大会見てきたが、君は(詩のボクシングの)日本一の名レフェリーだ。』
なんて言葉を頂いてしまいまして…f^^; 恐縮です。
手の動きにキレがあってシャープで、残像が見えるんだと。
左足のポーズがたまらんのだと。
そんな『ファイッ』言う時の手や足の先の動きまで見られてるなんて思いもよらなんだ。
脇役なのにね。

全国大会は11月3日東京で。
その時の様子はおそらく年末あたりに放送されると思います。

私的には…ようやく肩の荷がひとつおりて一安心。


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kandama  《mail》  My追加》 
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