| 2009年10月27日(火) |
23日「ムアラフ−改心」 |
21日の「「タレンタイム」上映後の ヤスミン監督を偲ぶ席で 妹のオーキッドさんが 「姉はいつも寝る前に、 今日自分にひどいことをした、言った人、 傷つけた人をいつも許してました。」 と、言ってました。
その話を聞いた後に、この映画を見たので、 まさにこの映画は、 ヤスミン監督の生き方へのポリシー、 指針を描いたのだなと思いました。
「許す」ということ それは「愛すること」よりも パワーが必要だと 私は常日頃思っている 許すことは愛することとイコールという人もいるが、 確かにそうであろうが、 そこに到達するにはまだ未熟な私である
また逆に、 自分が傷つけた人にどう許されるか
映画には、最後は許しという結末が待っている 映画なので、そこには救いがあって良かったし、 そうなることが理想だ しかし実際、心から全て許すことは 相当な人間道としての試練でもあるし修行だ
と、そんな事を考えてしまった映画でした。
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