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2021年02月15日(月) ■ |
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椅子が発射 |
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1月20日(火)晴れ 波0.5m 風北東5m 小潮 満潮10:40 137cm
年末から数えて4回目の串本釣行 もはや串本ジャンキー(笑)
今回もブリとアジと鯛狙い 餌はイワシ1枚とオキアミ2枚なのだ
潮はこんな感じ
まだまだ暗いが06:00出港 客はワシ一人 浅海の東端いかだへ乗船 この筏は北向きの潮以外はすべて対応可 南へ向かって流れる潮が一番ええらしい
効率よく地合いをこなすため、港に待機中にイワシを砕いたり凍ってるのを塊から剥がしたりし、1本目の竿にはラインを通し針も結んである リールは置き竿でHITしてもすぐわかるように、電動リールのフカセモードを1本目に採用 こいつは潮で出ていく以上にラインが出ると、当たりを感知しピーピー言います 当然、タックルを海洋投棄せんよう、筏に設置してある長椅子に荷受けロープで竿受けを固定しております 今回新登場のアイテムはコヤツ
ヤフオクで買ったMAKITAバッテリーを収納し海水から守るケース なんせインパクト用のバッテリーは1個14,000程しまっからね 後ほどニューアイテムに救われることとなることは知る由もなかった・・・
早速ポイポイイワシを撒きつつ、3号の重りを付けた仕掛けを落としていく 経験上、一発目に来る確率が高いが今日は違う?みたい 3回ぐらい落としてもウンともスンとも言いませんな・・・・ ここでもう1本の竿も投入(こっちは手巻き)
1時間ぐらいたったであろうか? いつもと違い全く当たりがない ひょっとして初の青モンスカかも・・・・
予断を許さない手巻きの前で陣取っていると、突如リールが爆走♪
キター
ガツンと合わせをくれてやりガッチリフッキング♪ ゴリ撒きで巻き上げカウンターの数字が10mに差し掛かった時、
ピーピーピー
Σ(oдΟ;)なんですと!?
マズイ・・・・ こっちの仕掛けに絡むか、養殖ネットの牡蠣殻の餌食になるかちゃうん? ファイト中の穂先をできるだけ反対側にむけ、巻きながらも置き竿に接近しクラッチをON&巻き上げスタート こっちもガチガチドラグの為、竿が折れんばかりに海面に突き刺さり、電動リールが悲鳴を上げてますわ
ファイト中のメジロが海面に現れると、お約束の反撃が始まりますが悠長なことはしとれん! 強引に寄せると、置き竿ががっしゃーん
なんじゃ!?と視線を移すと、2mはあろう長椅子が90度反転し船べりに向け発射した模様・・・
矢印の椅子でっせ! 発射したショックで、長椅子においてあったバッテリーケースが海面に吹き飛んでますがな 蓋があり中の空気が浮きの役目をして海面をぷかぷか浮いとります
急いでメジロを筏にあげ放置し、置き竿に向かいます 当然、竿受けを外す前にバッテリーを回収 簡易防水が効いてるので、何とかバッテリークラッシュを免れましたな(ええ買いもんした♪)
竿受けから外し、ブチ折れそうな竿を折れるの上等とばかりにゴリ巻といっても電動リールが頑張ります 空回りしたり、ギュルギュル言って電動リールがめげるんちゃう?というぐらい悲鳴を上げてます これを見てドSのワシは大興奮(♧◑ω◑)☞♡☜(◐ω◐♧)
何度も何度も突っ込みに堪え、水面に浮上した獲物は今までで一番デカイ! めっちゃ体高のあるええブリです 無事にタモにIN ええ汗かかせてもらいました
早速完璧に血を抜くため、ブリの鰓を切り逆さまにしてバケツに突っ込む
犬神家の一族の刑
何回も何回も海水を替え、しつこいぐらいフリフリしてやりました 海水が透き通るようになってからクーラーに収容
二匹ともよーこえとりまんな
期待が高まる中、追加はなくまたもや当たりがないロングなまったりタイムに突入 青モンは9時に見切りをつけ、天秤フカセを1本入れております 時は09:30 満潮前にに祭りは来ぬか?
その時はやはり来た 穂先が海面にズボッっとな♪ 合わせを入れると穂先を叩いておりますが結構軽い 海面に浮上したのは30cm位のチャリコ さっきのブリと比べると屁みたいな引きですな タモを使わず抜いて御用
こっからタイのサイズアップやアジを期待します しかし終了1時間前の15:00迄なんも・・・・ 撒き餌を詰め替え、餌のチェックは10分ごとに欠かさずやりますが付け餌はほぼそのままやんけ
終了迄30分を切った時、穂先に僅かな当たりが出たのは見逃しませんぜ タイミングを計っていると、小さなあたりは出るがズボッちゅうのがない 迷いどころではあるが、思い切って合わせるとカラバリではないが引きが殆どない?? かといってかつてちぎれたロープ?を釣ったと思わせるダイナンウミヘビでもなさそう 海面に浮上したのはナニコレ?
ニャース^ↀᴥↀ^
グーグルレンズで検索するとネコザメ目ネコザメ科別名サザエワリだそうな 更に次の候補に出てきたものを参考にすると、あんま旨くないらしい ブリだけでも持て余しそうなのに持ち帰って食うこともなかろう・・・・ お帰りいただくと、礼のつもりか帰りの船が来るまで目の前をクルクル回って泳いでいた
メジロの方は釣友のとこに嫁に出し、メタボブレを解体 あんだけ血を抜いたのに、
惨劇の台所
プロに教わる魚の捌き方では、料理の旨い下手はまな板の汚れでわかるとあったがまさにその通り 背骨を断ち切る関節を探すのも下手やし、兜割も下手ですな 腕はともかく小出刃ではやりにくいのでもうちょっと長い出刃が欲しくなりました
今回の一番の収穫は
ブリトロ
大事な銀色のところは半分ぐらいしか残せんかったけど(下手)、今までワシの釣った魚は頑なに食わん娘が初めてウマス!とバクバク食ってました(←釣り人の一番の幸せです) このブリトロはまさに異次元の脂の乗りですわ 各渡船の注意書きに「イワシの脂は乾くと取れなくなるので洗い流してくださいや他の(船に備え付けてる)容器に移し替えないでください」というのがよくわかる マグロのランチタイムになると、船が来てイワシを対空砲みたいに打ち込んでます その時。マグロの生簀はめっちゃなぶらが立ちます このざわつきを察知し、養殖マグロの餌であるおこぼれイワシをバク食いしてるブリたち アホ程脂が乗るのもうなづける
尚、このメタボぶりからアホ程ブリ線虫が出てきたことは秘匿してある( ̄b ̄)シーーッ!! 人に害がないとはいえ見たら娘は絶対食わんからね
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