暴かれた真光日本語版
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2004年08月13日(金) 言語2

言語2


■■■ 真光関係者集合!!(26)■■■
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/psy/1075945694/

465 名前:bow 投稿日:04/02/11 20:57
>>464
これは、アレなの?
批判させるために意図的に統一板をコピペしてるだけなのかなぁ?
まぁ、ついでだから書くけど。
先ず此れってチョット前にも書いたけど、音韻論と母音の組成論との区別が付いていない人が数合わせしただけの言い分なんだよね。
何故8母音説が揺るがないのか?
何故5母音説が出てくるのか?
ならば6母音が妥当ではないか?
派生母音は何処まで集約されるべきか?
とかね、こう言った中味はすっとばして5と言う数が50音図とかと一緒だから神代文字も有効だって言ってるだけ。
書いた本人も貼った人もやっぱり内容には触れていないし、そこまで調べたり確認する事を怠っているんだと思う。
んで、結局は"誰々が言ったから〜"しかないから帰化人陰謀説とか遣唐使迷信説なんかに落ち着いちゃうんだろうね。


466 名前:bow 投稿日:04/02/11 20:58
>>464
結論から書くと仮に現状の神代文字の体系であっても、古さを見出せる文章がでてくれば言いだけだと思うんだよね。
五段動詞の已然形がa+ヤ行のイで表記されてるとか、動詞の語根ではaとoの区別が混乱してるとか。
上代特殊仮名遣いってのは漢字での表記法だから、更に古いってんならe母音(エ段)は一切使わないとか、母音交替形を持つ名詞は単体系では表示されなくて、例えば"神"って語ならばカムって表記しか無いとかね。
でも、実際に出てくる神代文字の文章ってのはハ行転呼以降で定家仮名遣の影響下以前の形態が大半を占めている。
中には漢語の音読みを神代文字で音表記したり、竹内書見たいに仮名遣捏造に失敗したような論外の遺物も多い("言う"をユフって書いちゃった奴ね)。


467 名前:bow 投稿日:04/02/11 20:59
>>464
擁護、証明したいのなら先ずこの辺を自ら整理しなきゃならんでしょう。
一つ一つを時代判定してって、新しいのと少しか時代を汲める可能性のある物を分ける。
こうして通時的な流れから派生論をしっかりと組んで、其の上で此れは古いんじゃないかって論を言語学とか史学から成すんなら、まだ議論の価値もあろうってもんだけど、
今のままじゃぁ自分たちの信仰と現実に即した時の混乱をそのままぶちまけられてる様なもんで、なんだか迷惑な感じだよ。


470 名前:名無しさん@3周年 投稿日:04/02/11 21:12
漢字伝来以前に日本に文字がなかったと決めつけることは、もちろんできない
でしょう。「証拠はない」という以上のことは言えません。山田孝雄は『国語
史 文字篇』(刀江書院、1937)p.57で

……わが国の太古にも文字の萌芽といはうか、又は原始的の文字といふやうな
ものが無かつたと断言するには躊躇せねばならぬと思ふ。

と書いています。萌芽はあったかもしれない。しかし、それに続けて、

漢字渡来以前に社会共通の文字が在つたといふことは信ぜられぬし、又その社
会共通の公の文字が在つたのを廃止して漢字を用いさせられたなどといふこと
は到底信ぜられぬことであると断定する。

と喝破しています。


471 名前:名無しさん@3周年 投稿日:04/02/11 21:16
「漢字以前に文字がなかったとは断言できない」ということと、「だから神代
文字はあったのだ、それがホツマだ!」と主張することとの間には、ずいぶん
飛躍があります。これはちょうど、宇宙人の存在にたとえることができます。
広い宇宙のどこかに、地球人に似た生物がいないとは断定できないでしょう。
だからといって、「私は宇宙人に会ってきた、それはこういう姿をしている!
」と写真を見せられても、ちょっと信じる気になれないのと似たようなことで



472 名前:名無しさん@3周年 投稿日:04/02/11 21:22
「ホツマ」を見ると、明らかに後世に作られた文字だと判断できる根拠があり
ます。日本語の歴史を学んだ人ならば、「この説は危ないな」と分かるはずで
す。要点をあげてみましょう。

◆1◆「ホツマ」の文字は、母音記号と子音記号とを組み合わせて作られてい
るようです。こういった作り方は、朝鮮のハングルによく似ています。
 ハングルは15世紀になってから世宗皇帝が広めた人工の文字ですが、非常に
合理的なので、今日にいたるまでずっと使われています。
 「このような文字が日本にもあればよかったのに」と思った日本人が、ハン
グルをまねて神代文字を偽作した可能性があると思います。
 同じく神代文字とされる「日文(ヒフミ)」をみると、文字の形までハング
ルにそっくりです。「ホツマ」は、形こそハングルには似ていませんが、発想
が同じです。

◆2◆「ホツマ」のあらわす音韻体系が新しすぎます。
 奈良時代以前の日本語の音は、今より多かったと考えられます。たとえば、
「日」も「火」も、現代語ではどちらとも「ヒ」と発音しますが、大昔には、
それぞれ少し異なる発音であったことが分かっています。ちょうど、昔は「イ
」と「ヰ」とで発音が違っていたのが、今ではどちらも「イ」と発音している
のと似ています。少なくとも、「エ・キ・ヒ・ミ・ケ・ヘ・メ・コ・ソ・ト・
ノ・モ・ヨ・ロ」の音は、奈良時代以前には2通りに発音し分けられていまし
た。
 ところが、「ホツマ」を見ると、これらの音を表す字が1種類ずつしかあり
ません。2種類の音が混同されて1種類になった時代以降に偽作されたためと考
えられます。


474 名前:名無しさん@3周年 投稿日:04/02/11 21:27
◆3◆ 「ハワ・イヒヰ・ウフ・エヘヱ・オホヲ」などの仮名遣いに誤りが多く
見られます。
 戦前の本を見ると「おわします」を「おはします」と書いてあったりします
が、これは平安時代ごろの発音に基づいています。昔は、発音する通りに書け
ば「おはします」となり、間違えて「おわします」になるはずはなかったのです。

 それが、時代とともに発音がルーズになって、「ハワ・イヒヰ・ウフ・エヘ
ヱ・オホヲ」などの発音が混同されるようになりました。そこで、「おはしま
す」を「おわします」と書く可能性が生まれました。
 「ホツマ」で書かれた文章を見ると、これらの仮名がずいぶん間違っており

 「アスカノミヤニ ヲワシマス」
 などとなっています。あやしいとしか言いようがありません。


475 名前:名無しさん@3周年 投稿日:04/02/11 21:38
「ホツマツタヘ」の「天之部・一」と称する章の初めのほうに
 「アカハナマ イキヒニミウク フヌムエケ ヘネメオコホノ モトロソヨ
 ヲテレセヱツル スユンチリ シヰタラサヤワ」
 という文句があるのですが、1行文字数を調節すると
アカハナマ  
イキヒニミ  
ウクフヌム  
エケヘネメ  
オコホノモ
となり、列ごとに読むと「アイウエオ、カキクケコ」という五十音図になります。
 ところが、五十音図は平安時代中期ごろに現れたもので、漢字伝来以前には
なかったものです。
 このことについて松本善之助氏は、逆に、「五十音図が平安朝中期以降にで
きたという今日の定説は覆ることになる」と述べています(『続 ホツマツタ
ヘ』毎日新聞社)。
 しかし、それはおかしいでしょう。平安中期の五十音図は、今と違って「キ
コカケク シソサセス」などとなっており、段順・行順がまちまちでした。そ
れがだんだん整備され、今のようになったのは鎌倉時代以降のこと。つまり
「アイウエオ」の順に並んでいる五十音図は新しいのです。

 付け加えれば、五十音図に「ン」が入っているのも新しさを感じさせます。

 そのほか、語彙や文法の面からも、「ホツマツタヘ」がそれほど古くない書
物だいうことが推測されます。
 結局「ホツマツタヘ」は、「古事記」「日本書紀」などの古典を下敷きにし
て、神道関係者が書いた偽書であると想像されます。


476 名前:名無しさん@3周年 投稿日:04/02/11 21:57
狩野亭吉博士の詫状があるなら、なぜそれが世に出回らないのか?
竹内書同様に、まさしくデッチアゲの気風を感じるなあ。



■■■ 真光関係者集合!!(27)■■■
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/psy/1077411299/l50

948 名前:名無しさん@3周年 投稿日:04/03/20 16:27
神=火水=カミ

カ=音読み
ミ=訓読み

神の名前の説明に音読みと訓読みを混ぜるなどおかしい。
この指摘を最初にしたのも確かbowさんでしたね。


950 名前:bow 投稿日:04/03/20 16:35
>>941
続々。
ただ此処で私が気になっているのは、神代文字がどうしたこうしたと言う話ではありません。

聞き齧った様なものなので敢えて参照にする事を今まで躊躇っていた訳ですが、
君たちは「悟り」を「差・取り」だとか「祈り」を「意・乗り」とかやりますね?
「悟り」「祈り」は在来語、つまり大和言葉だと言うのは解りますよね?
「差-サ」「意-イ」ってのは音読みですから、君たちは大和言葉を外来語で解釈している訳です。
今で言えば「上がる」を"a girl"ってな事を遣って退けているって事です。

遣唐使嫌いの君たちが何故、母語を外国語で侵食するような思考をするのか凄く不思議です。
何か特別な考えがあるのか?
それとも開祖以来、音読みと訓読みの区別がつかないものか教えて欲しいものです。


951 名前:名無しさん@3周年 投稿日:04/03/20 16:49
輸入文化にたよった日本の歴史を認めたくないから、
確固たるオリジナティを築こうとして神代文字や竹内書が
捏造されたんだろうなー 
日本の剣道、柔道は朝鮮が起源・・昨今の半島人の精神レベルと
神代文字や竹内書にそのまま重ねることができる。


954 名前:bow 投稿日:04/03/20 17:42
>>948
神が火水だと言い出したのは山口志道(〜1842)の水穂伝辺りだと思うんですよね。(○チョンなんかも)
これに限らず国学の音義説(今言う言霊学)なんかも、当時は科学的で在ったかもしれないけど、今考えるとおかしな所が沢山ある。

学問の方は間違った部分を論破して精度を増して行く訳ですが、これを宗教として受容しちゃうと後々訂正が効かない。
真理と言うか神理みたいな捕らえ方になっちゃいますからね。
それで、おかしな所が出てきても訂正じゃなくて、辻褄を合わせるために色々出てきた考え方が今の大本系とか古神道系と呼ばれる新宗教の中のトンデモの部分じゃないかと思います。

間違った物事の辻褄合わせをして行くと、段々と奇怪な論理を生じてくる。
一概には言えないですけど、指摘を受け易い教義にはこう言った背景があるように感じます。


日記作者