暴かれた真光日本語版
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八王子市議会で土地の買占めを追及された真光
1995年3月30日、オウムサリン事件後、國松警視庁長官が銃撃された。そのわずか2日前、3月28日、八王子市議会において、崇教真光教団による山林買占め問題が質問された。サリン事件の悪夢の直後、そして2日後に再度宗教がらみであろうと世間で推測される要人暗殺未遂、即ちテロリズムの発生。
さて、真光は地面師なのか、地上げ屋なのか、怪しい買占めを、市会議員によって追求された。この件は、週刊新潮1995、4、27日号にも掲載。なお、議事録は市役所で請求すれば誰でも見られる。
真光で重要なことは、お布施の金の使途不明に尽きる。海外での危険視も必ずこの点を追求される。「浄財とやらが、不動産に化けた例。都下八王子市からこれまた新興宗教による山林買占めが聞こえてきた。買占めに走る地元不動産屋のバックに手かざしで知られる崇教真光の名前が」新潮、小見出し。では議事録はどうだろう。次。
この質問の基本追及点は、
1土地買占めの目的。 2教団及び教団の手先と議員・市長の関係。 3国の道路計画(圏中央道)との利権関係。
こういうあたりを念頭に質問されており、また地域住民から疑念がもたれてきた。手かざし馬鹿の差し出す金が、いろいろな地域の迷惑になっている。八王子では環境アセスが踏みにじられようとしている。勝手な買占めが。手かざしに一銭も出さない方が世の為になる。
さて買占めが進んでいるのは、圏中央道(千葉・茨城・埼玉・東京・神奈川にまたがる総延長270キロの環状高速道路)構想がある、その計画上の八王子北インターチェンジのすぐ西側。上恩方、小津一帯。ちょうど北方に産廃で有名になった日の出町。南方には明治の森高尾国定公園が、この地帯をはさむロケーション。そのような東京の奥座敷的山間部であり、小津川の水源地ともいえる土地である。
買占めの実働部隊は、全日本不動産協会多摩南支部長(当時)村上生社長。不動産会社「大盛」社長。夫人、弘子さんが、熱心な崇教真光信者。仕事のことで、くだんの社長は「真光はいいぞ」と(金になるということか?)周囲に話していたと記事。
八王子市議会1995年3月28日・議事録より要点を挙げると。
→北インター周辺部、特に小津町や上恩方方面で、大量に買い占めが進んでいるようですが、市は実態を把握しているのか。お伺いをいたします。
→何の目的で山林を買い占めているのか、お伺いをいたします。
→どうも山林を買っているのは株式会社大盛という八王子の不動産屋のようです。代表取締役は村上生さん。(波多野)市長は村上さんをご存知ですか?
→市は小津や上恩方町の大規模開発を認めないはずですが、国土庁の計画はどうなっているのか?
→圏中央道八王子北インターを当てこんでの開発計画があるのではないか、お伺いします。
今、小泉政権下で、公共事業の見直しがはかられているさなか、このような、宗教がらみの大量土地買収、住民に疑惑をもたれる買占めなど、あまりにも杜撰。優先的に裁断のメスが入るべきである。 つづく
「特集、八王子に四十五万坪を買った崇教真光」週刊新潮1995、04・27号
参考写真が出ており、岡田恵珠と並んで写るのが如何にも嫌そうな、しかめっつらの河野元外務大臣が印象的。「ご交流」という頁。<「真光」誌で岡田恵珠教祖と並ぶ河野、伊藤両代議士>と説明されている。いくら票田に都合のいい女でも、ここで明かされるような積み重ねが正史なのだから、嫌そうなのも、無理はない。
ところで、私がある落選した国会議員のブレーンから、ロビー活動中に聞いたのですが、八王子インター問題に関係ある国土交通省の扇千景大臣も手かざしの崇教真光だというのですが、本当ですか?ガセか本当か。ご存知の方いらっしゃいましたら。
自然環境を守るための地元民の請願をバックに市議の質問は、環境影響評価書案をもとに更に続く。
→次に買い占め実態についてですが、買占め実態について実態把握をしてないというような簡単な御答弁でしたが、そのことは大変問題ではないか。
→市の方針で 開発をさせないとする地域であればなおのこと、そういう事実にもっと目を光らせていなければならない立場に市はあるわけです。
→何か意図がなければ大量な山林を買うわけはないのです。登記簿謄本上では約37万平方メートルが買い占められ、95年にも7000平方メートルが買い占 められているのです。調査が必要ではないのか、調査をするよう要望いたします。
→聞くところによりますと、山林を買いにくる目的はいろいろだそうで、国際会議場にする、採石場の資材置き場にする、森林体験の教育の場にするとか言って買い進んでいるそうです。例えば、きょう買いに来て、翌日には億の2けたの現金を持ってくるという、かなり荒っぽい買い方をしているとも聞いています。
→きょう行って、翌日、現金を持ってくるというやり方が本当であるならば、国土法の届け出がなされているんでしょうか。国土法の届け出がなされているのかどうかお伺いをいたします。
*扇千景大臣も、例えば、いくら同じ崇教真光だからといって、国土法の届け出をカバーは出来ないはず。やったら汚職。
>前に週刊誌に「伊豆が真光に乗っ取られる」という記事があった。 >崇教は高山市にお金を落とすが、文明はすべて関連企業が仕切っているらしい。 >これも、新潮だったかな。
真光の買占めから自然を守るため、質問は、違法行為を突く。それは、真光をバックにした買占めが、市の「市行造林」にまで手を出していたという点である。
→この株式会社大盛という不動産会社の代表取締役の村上生さんというのは、全日本不動産協会多摩南支部支部長をやっている方と聞いています。東京都副本部長もしていると伺っておりますが、そういう方の会社が買っているわけです。
→小津の市行造林まで買っています。45年間管理をするという約束で分収林にしているわけですから、チェックが足りないのではないでしょうか。市行造林というのは、林業の振興を図り、水源涵養、緑地保全を行うために市が行っている事業です。不動産業者が所有者になっていては、その目的から照らして問題だと思いますが、どうなのか。90年2月2日から45年間、八王子市が地上権設定した場所です。91年12月に転売をされている、明らかにこれは契約違反です。この問題にどう対処していくのか。
*「市行造林」という市が地上権設定し、緑地保全のため大事に管理するスポットまで荒っぽく買う。市の責任を問う質問。しかし法を無視した強引な買占めである。地上げ屋も顔負け。無法の教団。これでは嫌われるのも当たり前。こうして環境破壊は進むのである。信者が出した金の力によって。次は宗教と議員関係へと進む。 質問は佳境に。
→市長は何も御答弁されないのは何か理由があるんでしょうか。伊藤公介衆議院議員は82年に自治政務次官をしていました。前々回の衆議院選挙の折りに、波多野市長は、自治政務次官のときには便宜を図っていただいてという旨の応援演説をしたとも聞いていますが、ともかく古い話なのでどうなのか、覚えている市民もいるようです。それが事実といたしましたら、国土政務次官のときにも便宜を図っていただいたのではないかと言えないことはないわけです。国政報告と新春語らいの集いの御案内というのが、ことし届けられました。連合後援会の会長と御本人の連名の御案内ですが、その中で、八王子の事務所が変わりましたのでお知らせということで、八日町から中野上町へ変わった旨お知らせが書かれております。
→そこへ電話をしてみますと、八王子事務所はもう閉めたようで、電話は町田へ転送電話。八王子事務所はわずか数ヵ月で閉めてしまったのでしょ うか。しかし、一度は御案内を出したくらいですから、八王子に事務所を開いたことは明らかです。電話は転送になっているようですが、電話はそこにあるようです。中野上町一丁目のその所在地は、土地も建物も所有者は、株式会社大盛です。
→市長と株式会社大盛の村上さんとの関係はどうなんでしょうか。市長と伊藤公介衆議院議員との関係はどうなんでしょうか。村上さんと伊藤衆議院議員との関係には何の不透明な部分がないというのであれ ば、市長の責任において市民の前に明らかにしていただきたい。
*ここで週刊新潮の写真、真光教祖と並ぶ河野、伊藤公介 両代議士が意味をなす。村上・伊藤、真光宗教つながり。このようにして、宗教は政治にくいこみ、市の土地を「教団」と「議員」で私物化し、住民の知らぬ間に、おそらく利益ころがし計画でもプランするのである。政教分離は実質的に監視されなければならない。日本の恥。特に真光なんぞと寝るのは、紀宮様に手をかけた逆賊宗教とつるむという撤回不能の恥になる。
市長答弁は「御質問は寝耳に水」「不動産のことも全然関係はありません」市行政林への答弁は「これは、正式な文書等、残っているわけではございませんけれども」として「山林利用の他目的への利用は困難である」と説明したと。答弁というのは、不誠実である。やはり住民をなめているのだろう。クソ宗教など庇いだてして最後は名誉を失うことがわからないのだろうか。信者がもちまえの精気を取られるように。
あなたの霊線保持料が何に使われているのか知っていますか?教団の今年1年の収支決算報告会は開かれているのか?教団全資産(海外も含めて)の開示は信者に一覧表で通知されているのか? きちんとした宗教は、善意の寄付から成り立っていても、会計についてオープンである。 自分の家族が、もし隠し預金をしてたり、内緒でこっそり大金を使い込んでいたら、どう感じるか。ひょっとしたら、そういう事が憂いの元種で入信した人だって居るのではないでしょうか。霊線をくれるから、いいやいいや とは又別問題だと思います。信者だったら、安心して活動に励めるように、教団 会計簿の開示請求が法によって認められているのだから、いつでも疑念を抱え込 まないで晴らせる立場にあります。信徒は。一人では難しいのなら何人か連名で 開示請求もやり易い。会計について、信者は信仰者というより 株主代表訴訟における株主の立場に近いと思います。それは自分が投資している 団体の会計に、責任ある個人として正常な運営がなされているか監視するのは、 この世の義務だから。社会正義であり、信仰に反する行為ではありません。
1995年3月28日の議会。サリンの直後とて宗教団体に対する不信は各地で高まっていた。この翌々日に警察庁長官狙撃事件が起こり不信を更に確信づける。 質問は、いよいよ買収費用の具体的数字に及ぶ。
→買占めの実態についてですが、この3年間での買収費用は総額130億円を超えていると推測をされています。盆暮れには3万円程度のつけ届けが土地所有者に届き、大変熱心に買っているようです。
→買い占める価値のある場所なんでしょうか。
*100億円を超える額を自由にばらまけるとは、宗教団体とは金持ちだ。感嘆詞がつくぐらい。しかしその金も、教祖や幹部がドカチンをして稼ぎまくったわけではない。全部他人様から集めたお金でございましょう。地主につけ届けの3万円。これは、もしかして、入信にかかる費用とほぼ同額のお値段ではないか。教団を媒介として、ある人はタダで3万円もらえ、ある人は、次にもっと取られるために3万円払う。損の道がお好きな方といわれる一群が、世の中にはいらっしゃるらしい。その分け隔て、分水嶺はどこにあるのか。ひとえに手かざしの魔力に魅せられてしまったかどうかによるだけなのか。もっとその人の根本的な心情や生きる姿勢に問題があったのか。ひとつ言えることは、情報不足の弱者、の地位に甘んじられる体質。むしろ、それを心が和むと思える体質。実は深層で自分を底辺の人間と規定する傾向があるのではないか。なんだかんだ言っても、政治家でこういうのに心魅かれる人も、例外ではなく、かなりコンプレックスが強いタイプだと思える。生い立ちなどがそうさせるのか。血筋なのか、わかりませんが。またそういう人には霊術は、ことの他効きやすいかも知れない。だから女がかかり易いのです。 質問も詰めの段階に来て、住民不安の訴えに及ぶ。不透明な教団の行動に対する不審であり、オウム真理教が進出地域で引き起こした感情と基本ラインはいささかも変わるところはない。明白に出来ないなら撤退してほしい。
→北インターを当て込んでか、目的は何なんでしょう。ある宗教団体が資金源ではないかといううわさが飛び交っていますが、どういうことなんでしょうか。
→山林をキャッシュで買ったら、その分すぐに取引銀行の口座に同じ額の現金が入るなどと流れてくるうわさもあります。火のないところに煙は立たないということわざもあります。
→上恩方や小津一帯をどうしようとする意図があるのか、集票能力と莫大な資金源を持つ宗教法人が本当に存在するのか、市行造林と知りながら、そこまで買っていくのは一体何なんでしょう。
→村上さんが支部長になってから、波多野市長はその手の会合に参加をするようになったということですが、事実でしょうか。偶然でしょうか。不動産協会とは村上さんを通しての関係でしょうか。
→ことしの2月7日でしたか、ニューグランドホテルだったと思いますが、そこで開かれた賀詞交歓会にも市長は行かれたのでしょうか。
→マル秘の開発計画やプロジェクトを共有し合っているなんていうことは絶対にないでしょうね。真相の立証をしていただきたい。8000億円からのプロジェクトが予定されているなどとちまたではうわさになっていますが、市長の責任でこの買占めを明らかにしていただきたい。市の責任で買占め実態を明らかにしていただきたいということで、質問を終わりにいたします。 *答弁は市行造林としての位置づけは確かにあるが、民民の売買の問題として捉えている。周辺の買占め問題につきましても、現実にどうなっているのか、この辺については承知しておりません。やはり、民民の経済活動の中の議論であり、見守るしかないというふうに考えている、という答弁。
*最大の疑惑は、「マル秘プロジェクトを共有し合ってないだろうな?」「買い占めた一帯をどうしようとする意図があるのか?」「市行造林と知りながら(つまり違反を承知で)そこまで執着するワケは何だ?」これが、資金源・崇教真光及び関係者のふるまい・悪しきふるまいに対し、地元や環境保全に務める側が抱く疑惑である。
こういう問題が、信者の間でも知られており、「今度八王子に施設を作るよ」などせめて信者には知らされているなら、一般市民が知らないだけですね、もっと広報してください、という了解も可能だ。しかし資金提供の教団員も知らないとしたら、一般からも信者からも、活動実態に疑念を持たれて当然ではあるまいか。そこが、どういいワケしてもおかしい、と。両方に不誠実。信者を大切にしてない。軽んじている。
週刊新潮には、真光広報部から、明確な返事が来ない。と書かれている。ファックス回答はしている。文は曖昧模糊で「現段階として具体的なコメントを出せる内容がありませんでした」なんでファックスなのだろう。
また大盛の消息通が言うには、というかっこつきの情報ではあるが、「教団では経理担当の女性がこの件を担当している」との事。では彼女がタカダカいち事務員でありながら勝手に100億を越す金を自由に裁量しているということだろうか。同じ信者でも出すばかりで貧乏人になる人とエライ違いだ。
オウム真理教は金さえなければ、ただのオカルト馬鹿野郎集団である。それが、濡れ手に粟をいいことに、莫大な資金を蕩尽し社会のルールを混乱させた。違法行為がなければ「ほっとけ、あんな馬鹿」で一生占いだの、救いだのやってればいいだけだ。もともとそういう気性が信者にあったのだろうと。
しかし国の道路計画、1都4県にまたがる総延長270キロの圏央道といったら、大量の税金を投入する大型公共事業である。プロジェクトに疑惑をもたせる買収行動を宗教団体がやっていた。するとプロジェクト自体、没になっても、それは愚かな真光のせいだ、といわれてもしょうがない。宗教がルール無視の出すぎたまねをするからぽしゃったと必ず話題に昇るだろう。プロジェクトには常に賛否両論がつきもの。国土交通省がひいたレールの線引きの見直しの良い口実にもなる。この道路計画を見守る陣営というのは、たくさんあるわけで、北インター西の買占めの目的は何なのだと、1都4県の税金に影響ある問題だ。私たちも、これを知って「産廃かなあ?それにしては面積が広大すぎる。」
「原子炉?」「軍事関係か?例えば巨大電波塔を備えたような施設、しかし飛躍のしすぎ」「いずれにしても、秘密裏に運ぼうとしたのだから、嫌がられるものに違いない」と憶測の域は出ない。もっとも卑しげな、しかし現実的な路線として、「計画が進捗されれば、国が必ず買い上げてくれる土地で損はしない」といった線。そうすると議員と組めばマッチポンプ。関係者だけ損しない。反対運動の邪魔、地主から教団所有となれば、起こりにくい。又こういうサギが可能とも思えないが、地目山林で買い叩き、国の実行の直前に、「国際会議場を作る」だのと言い張って設計図(作る気は始めからない)のひとつでもボソボソ着工すれば、買い上げの値段も、まっさらの山林買い上げより色がつき、利ざやを稼げる。
ほぼ地上げ屋の手口。親方日の丸で。あくまで想像域を出ないシュミレーション。ともかく薄気味悪いほど意図がわからない例である。それをいいことに、何かまた着々と進めているのではないだろうか。信者さえ、金出さなければと、こういう例では痛感する。もっと教団を信者団体は監視した方が、皮肉な事に、世の中を浄化する。現実にはね。
何にもいいことなんかしなくていいから、教団に回すのではなく、御自分のために、御自分で、<心おきなく>、お金をお使いになった方がいいのではないでしょうか。それが為されにくいというのは、自分がお金使っていい思いをすることを誰かにとがめられる環境にいた?無言の圧力として。家族でも。
病気治しというが、ひょっとして自分が病気になったら、家族から治療費としてお金を使ってもらいにくい状況の人が惹かれるのだろうか。たとえ金があっても、厄介者のごくつぶし扱いが目に見えているなど。しかし、自分のために適正な支出をするのは生命を維持するために当然です。人間は社会的動物だから、なるべく良いものを食べ、身なりもととのえ、それを、ひが目で見る家族は、愛情がないと思いますが。それは愛情のない方の心に責任があるだけです。どうも手かざしへの動機には、こういう面を感じる のですが。
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