2011年09月12日(月) |
これは彼女だけの責任だろうか? |
久しぶりに時事ネタです。しかも芸能ネタ。 以前から言いたかったことをいういい機会だと思ったので。
【加護亜依が自殺未遂…事務所関係者に電話「これから死ぬ」 スポーツ報知 9月12日(月)8時1分配信】 http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20110912-00000043-sph-ent
この事件は、表面的には芸能界から干された子が注目を浴びようとしてリストカットした、と読めます。 事実その通りだと思うし、本気で自殺しようとは考えていなかったでしょう。 正直、周りの迷惑を顧みない馬鹿な行動だったと思います。
しかし、ここまで彼女が堕ちたのは彼女だけの責任でしょうか? 僕は、この事をただ『かまってちゃん』で済ませていいとは思いません。
事件の中心人物である加護亜依さんは1988年生まれで2000年デビュー。 つまり芸能界入りしたのは12歳の時です。
「モーニング娘。」に入りたいって言ってオーディションを受けたのはこの子でしょう。あの頃、この年頃の女の子だったら憧れるのも仕方ないと思います。 しかし、12歳ですよ。 ロクな判断なんかできやしない。周りの大人はこの子がずっと芸能活動を続けて居ればこういう末路をたどることは容易に予想出来たでしょうに。 それが分かった上で、芸能界で食い物にして、教育も満足に受けられず、世間知らずのまま、子供の判断力のままで放って置かれてたのです。 極めて感受性の高い思春期を通して、バカな猫のかぶり方ばかり教えて、大人になる為のものを何も与えなかったんです。 ずっと働いていたのだから社会経験は積めて居るかもしれない。でも芸能界と言う極めて特殊な世界の話です。
僕はこの事件を「本人の自己責任」と捨ておける気にはなれません。
話は変わりますが、以前、『ハリー・ポッター』シリーズの子役の一人が、撮影中何も子供らしいことができなかった、と嘆いていました。主役をはったラドクリフ君でさえマリファナ騒動を起こしたこともあります。 子供時代は貴重です。学生時代は貴重です。 覚悟の上、同意の上とはいえ、あのシリーズの裏側では、費やされていたのはお金だけではなかったのです。
テレビの中では次々と子役がブレイクを飛ばします。多くのCMで見る限り、「学校には行けているのだろうか」と心配してしまいます。
何が言いたいのか。 「子供をあまり商売道具にしてやるな」と言いたい。
あまり目先の楽しさ、利益を追い掛けて教育を蔑(ないがし)ろにしてはいけません。それは子供の将来を奪うに等しいのです。 子供のうちからタレントとして立派に仕事ができていたって、それは「子供だから」です。「子供に求められること」と「大人に求められること」は全く違います。「大人に求められること」に応えられるために、どんな子供でも教育は受けさせておくべきなのです。
もちろん教育っていうのは勉強だけではありません。友達との話し方、受験の苦しみ、クラブ活動、普通の子供が普通にやっていることです。それから両親からのしつけ。反抗期。 要するに普通に青春時代を送らせてやればいいのです。
僕もいつの間にか齢28のアラサーのおっさんになりました。結婚はおろか、まだ恋人もまともにできちゃいません。しかし、とりあえず社会人として生計を立てられるくらいの生活はできるようになりました。 それはよい両親に恵まれ、真っ当にしつけてもらい、青春時代を過ごさせてもらったからだと思っています。 僕はそのことをとても有難いことだと感じています。
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先日のコトダマ第3号の企画への募集は引き続き行っております。 ご興味ありましたら是非、お願いいたします http://www.enpitu.ne.jp/usr10/bin/day?id=104302&pg=20110906
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