2011年01月15日(土) |
タイガーマスク運動その2 〜要らない善は善行にあらず |
タイガーマスク運動について、全国児童養護施設協議会から「事前に必要なものを問い合わせるかどうか知らせて欲しい」という要請があったというニュースがありました。 これについて「興ざめだ」とか「もらう側から注文を付けられると気持ちがなえる」とか「折角の善意なんだから素直に受け取らないと」という批判的な意見も多いようです。
僕は、施設の方の要請はもっともだと思います。要らない善はただの迷惑です。余ったものは他にまわせと言う意見もありますが、そんな手間をかけさせてはいけません。
タイガーマスク運動はどんな気持ちで行われるのか。 「善意であり、子供たちの援助をするため」でしょう。贈られてきたものが役に立たないなら、それは善行にはならないわけで。 これで「善意なんだから素直に受け取れ」と言っている時点で「自分は良いことをしたんだ」という気分に浸りたいだけの自己満足であり、これこそ本当の偽善だと僕は思いますね。 それなら、どう使われるか分からない募金にでも寄付しておいたほうがまだマシです。募金と名乗っている以上、50万寄付すれば20万は本当に純粋に役に立つでしょう。
もう一つ、「お礼を言いたいので名前を教えて欲しい」という意見に対する批判は分かります。日本人は謙虚であり偽悪的であるところがあるので素直に善行が行えないところがありますし。 前回も言ったとおり、今回タイガーマスク運動が圧倒的に広まったのは「タイガーマスク」というフォーマットだからです。「名乗らずに渡すものだけ渡していく」というスタイルが粋なのだと感じたのでしょう。
ただ、テロに敏感な国では送り元不明のプレゼントは全て廃棄処分になるということもあるようなので、セキュリティの観念からも、直接渡す場合はきちんと名乗って渡してあげましょう。
--------------------------------------------------------------------- 【重要課題】 [ ]『文机』のホームページ作り [ ]『SOUFARCLY』の更新
【非重要課題】 [ ]部屋片付ける [ ]iPodどうしよう [ ]正月中に増えた体重減らす(60kg以下) [ ]新しい旅の企画を考える
【期限付き課題】 [ ]『そうさく畑85』参加(4/3) [ ]文芸誌『コトダマ』作成(4/2) [ ]印刷の方針を決めること⇒印刷所にまかせるか/自力印刷か [ ]文芸誌用企画原稿作成 [ ]基本情報技術者試験(4/17) [ ]申し込み(1/17 10時 〜 2/22 20時) ---------------------------------------------------------------------
|
|