| 2011年01月14日(金) |
タイガーマスク運動に見られる希望 |
昨年の12月に「伊達直人」を名乗る人物が施設がランドセルを届けてから、全国各地でそれを真似て寄付する動きが広がりました。早くも「伊達直人」は今年の流行語大賞の候補に上がりつつあるようですね。
このタイガーマスク運動とか伊達直人運動と呼ばれる動きに対する感想は、「この世知辛い世の中にこんな心の暖かい人たちもいるんだなぁ」「もっと広がれ」という感想が大勢を占めています。
反対に、「売名行為じゃないか」「ニュースになりたいだけの便乗者」という否定的な意見もあるにはあります。
でも「伊達直人」なんて「名無しの権兵衛」とか「John Due」と変わらないですから売名行為には当たりませんし、「ニュースになりたいだけ」というのも当たっていたとして、何の問題があるでしょうか？ 「爆弾を仕掛けた」と電話するなどの人騒がせな悪戯で目立ちたいと考えるよりよほど良いです。
この運動を見ると、『ペイ・フォワード(原題：PAY IT FORWARD)』という映画を思い出します。
これは受けた親切のお礼をする代わりに、他の３人の人に親切を施そう、という運動を思いついた少年の話です。次の３人はさらにその次の３人へと良い意味でネズミ講式に親切が受け継がれていくもので、その運動は全米中に広まりに広まったのでした。
性質などは全く違ったものですが、たった一人の運動が全国に広がっていった点では同様です。
このタイガーマスク運動に関しては、タイガーマスクという「スマートなフォーマット」が存在したことが広まった要員だと僕は考えます。真似がしやすい上にカッコいいから広まったんですね。
ただ、この運動はまだ「流行」でしかありません。実際に流行っているからやる、とメッセージを残す伊達直人もいます。もともとがランドセルを贈る運動だったので、４月の入学を過ぎてしまえば忘れ去られ、来年には繋がらない可能性は今は大きいです。
養護施設の児童に向けて、支援をする人物の代名詞として「伊達直人」が日本に根付くためには、四月を過ぎたあたりか、来年の今の時期にもう一歩、定着のための後押しがいるでしょう。
広まった原因や続くか続かないかはともかく、今回の運動で大きいのは、たった一人の行動から、あっという間に全国に広がるような大きな運動になり得るということです。
今、日本と言う国の将来を悲観している日本人が圧倒的多数を占めるという統計が出ています。その中で、何とかしたいと思いながらも、自分の非力さに嘆く人もいるかもしれません。
しかし、タイガーマスク運動は、行動を起こすことが悲観的な将来を変えうるという可能性を示し、一歩を踏み出す勇気をくれる運動だと僕は受け取るべきだと思うのです。
【タイガーマスク - Wikipedia】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E9%81%8B%E5%8B%95#.E3.82.BF.E3.82.A4.E3.82.AC.E3.83.BC.E3.83.9E.E3.82.B9.E3.82.AF.E9.81.8B.E5.8B.95
（タイガーマスク運動の項目が設置されています。記事の分割も検討されているようです）
【ペイ・フォワード 可能の王国 - Wikipedia】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89_%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%9B%BD
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【重要課題】
[ ]『文机』のホームページ作り
[ ]『SOUFARCLY』の更新
【非重要課題】
[ ]部屋片付ける
[ ]iPodどうしよう
[ ]正月中に増えた体重減らす（60kg以下）
[ ]新しい旅の企画を考える
【期限付き課題】
[ ]『そうさく畑85』参加（4/3）
[ ]文芸誌『コトダマ』作成（4/2）
[ ]印刷の方針を決めること⇒印刷所にまかせるか／自力印刷か
[ ]文芸誌用企画原稿作成
[ ]基本情報技術者試験（4/17）
[ ]申し込み（1/17 10時 〜 2/22 20時）
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