僕の会社には「ノー残業デー」というものが設定されています。 水、金と金曜日です。
少し無理しても早く帰れる口実になるので、この制度自体は有難いものなのです。 そして、その日にはしつこいくらいに「今日はノー残業デーです」という社内放送がかかるのですが、その時にノー残業デーの“川柳”が朗読されます。
「川柳。“ノー残業 大切なのは 計画性”」(※川柳は少々改変しています)
僕は疑問を呈したい!
それは 標 語 ではないのか!?
僕的に個人的に川柳大好きなんですよ。サラリーマン川柳とか。日本の風土なのか自虐ネタばかりですけど。 こんなそのまま五・七・五の体裁だけ整えたモノを川柳といわれても納得はできない……というかカン違いが恥ずかしい! この放送を聞いた他社の方から会社の見識を疑われないか心配です。
ちなみに以下にそれぞれの辞書上の意味合いを引用しますと、以下のようになります。
------------------------------------------------------------------- ■せんりゅう[―りう] 13 【川柳】 〔補説〕 点者の柄井(からい)川柳の名から 前句付けから付句のみが独立した一七字無季の短詩。江戸中期頃から、切れ字の制約もない口語詩として流行。人情・世態・風俗を鋭くとらえ、滑稽・風刺・機知などを特色とする。川柳点。狂句。柳句。
■ひょうご[へう―] 0 【標語】 主義・主張、運動の目的などを簡潔に示した短い語句。モットー。スローガン。 -------------------------------------以上、大辞林(三省堂)より引用
でも、計画性が大事だっていうけど、上司から任せられた仕事が計画以上の重さだったり、予定外の仕事が舞い込んだりするのはどうしようもないと思うのですが、そこらへんはどうすればいいんだ!?
そして、自分の仕事がトロいせいで時間内に終わらないという気もしなくはない場合はどうなんだ!?
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