2009年08月21日(金) |
愛されているFrashサイト |
漫画でもない小説でもない、Frashというメディアで人気を集めているサイトがあります。 その中でも僕的にお勧めなのが『むきりょくかん。』です。
あまり日記以外のコンテンツが更新されるわけではないのですが、笑える日記と、随時発生するサイト閲覧者参加型のトンデモ企画(ウサギ耳を被ってサバゲーとか、リアル桃鉄とか。今はスカイプで野郎のみの脱衣麻雀を企画していらっしゃいます)で非常に管理人、閲覧者ともにノリの熱いサイトなのです。
肝心のメインコンテンツはFlash。『ごがつのそら。』(巫女さんと社会人一年生が話をするだけの話)、『ほしのの。』(田舎でねーちゃんに世話されたり世話したりするだけの話)、『Nomalize Human Communication』の三作品が公開中です。 どの作品もたしかに「〜する“だけ”な話」なのですが「〜”だけ”で終わらない」のが「むきりょくかん。」クオリティ。 Flashではありませんがツクール作品でありながらミステリーサウンドノベル風味な『星のない空の下で』も魅力的。
最新作Flash『Nomalize Human Communication(以下『のまひゅ』)』は「カメラ青年が病弱少女の遺影を撮るだけの話」。 予告から「あっさりヒロインが死ぬひどく地味な話」ということだったのですが、作品に込められた死生観は情け深く、また哀しいだけでは終わらない想いがあるストーリーが魅力。ぜひ、ご一読いただきたい作品です。
管理人の吉村さんのFlash作品は、写真や立ち絵による雰囲気の演出、BGM選定のセンスもさることながら、一番力があるのは文章だと思います。コミカルな言い回しも得意でありつつ、締めるところは確実に心をとらえてくる描写が、人気の秘密なのではないでしょうか。
【Frash及びツクール作品及びトンデモ企画サイト『むきりょくかん。』】 管理人:吉村麻之様 参照URL:http://mukiryokukan.sakura.ne.jp/
|
|