言の葉孝

2006年10月21日(土) この一週間、ずっと寝ぼけていたらしい


 忙しさにかまけてずっと日記をサボっていた。かといって、来る仕事に集中し、すべてをうまくこなせていたわけではない。―――否、結果からいうと、全てが俺のドジによって中途半端に終わっていた。

【仕事その1:レポート】

 以前に述べたとおり、俺は二つのレポートを抱えていた。一つは火曜日提出の応用言語学、それと現代技術論である。これら二つはすでに終わった。

 応用言語学はブックレポートで「多文化共生社会への展望」という本を読んで評論せよという内容だった。だから、ただつまらないのを堪えて読破し、それなりに思ったことを書き込んだ・

 現代技術論は「身の回りにある商品のうち一つを取り上げ、そのコンセプトと、それに用いられている技術について書け」という内容だ。ちょうど俺は9月にデジカメ販売の現場にいた人間なので、販売に先立つメーカー研修で「特にお勧めするように」と言われて詳細を聞いていた俺は、元々知識のあるそれを選択して書いた。


【仕事その2:出版会の事務関連】

 カミヤ君、社会福祉実習の留守を預かった……という形らしい。問答無用で一番上級生で年上だし、彼は彼なりに俺が真面目なのを買ってくれているわけだが。
 で、大学祭の色々事務仕事、特に最終企画書提出と言うのを任されていたのだが、それは何とかこなせたのだが、その他もろもろのチェックと遂行をすっかり忘れていた。昨日の金曜日に何かしに大学祭実行委員会に行かなくてはならなかったらしいが、忘れる前に知らなかったのだ。

 それだけではない。文化サークル連合が主催する防災訓練を完璧に忘れていた。これはチェックし忘れていたどころではない。代表者会議みたいなやつに出て、「俺が行く」と言っておいてすっかり忘れていたのだ。

 どうも、いわれたことだけこなして満足していたらしい。


【仕事その3:出版会の出版作業】

 どちらも急務だったのだが、片方は映画紹介雑誌「映画秘境」の製作。「オクト」よりも評判がいい、そしてこちらも非常に書きやすい雑誌である。
 一人5作品と言うことなので、以前日記でも取り上げた「SF ダンジョンマスター」「SF ヘルスラッシャー」「ハスラー」に加え、「アイ・アム・サム」と「インファナル・アフェア(香港版)」を取り上げた。
 5作品とはいえ、2ページ半だったが、自分で考える部分が少ない分、書きやすくはあったので自分の分は一晩で仕上げた。このことはほめてもいいと思う。出版会のみんなにも声をかけて、とりあえずボチボチ集まってはいる。

 もう一つが、「クリエイター」だ。仮印刷までやっておくように頼まれていた。そして金曜日に印刷つもりで印刷室を押さえておいていたのだが、困ったことに当日になって印刷室を予約した証明となり、守衛室から印刷室の鍵を借りる紙をどこかにやったらしい。
 書類は全部まとめて一つのファイルに収めるようにしてあったはずなのだが。


 分からない。
 俺は本来ここまでミスを連発する人間であるはずがない。
 そして、ここまで無責任な人間であったはずがない。

 ―――そうでないとしたら、そんなに責任を感じるほどには出版会に気持ちを入れられていないと言うことなのかもしれない。





web拍手レス(でもこれで義理執筆は終わり。やっと小説の続きを書ける)

 今日は拍手コメントなし。

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