2005年11月21日(月) |
たまには時事ネタの日 |
今日は、最近とってもライトノベルが読みたい今日この頃の想 詩拓です。キリスト教史の上に『文明の衝突』って分厚い学術書に挑戦してはや三週間。そうはいっても図書館でめぼしいライトノベルは読み尽くしたし、そろそろ普通の小説に手を伸ばしてもいいかも知れませんなぁ。
最近と言えば、全く時事ネタを扱っていないため、新聞を読むのを止めたのでは、と疑われているかもしれないので、そろそろいっておきたいと思います。こちらのコミックバトンにも惹かれますが、答える気力が足りません。
えーと、まず消費税論争について。 僕としては現行の5パーセントという数字はキリがよくて非常に好きなのでありまして、あげるならやはりキリのいい10パーセントに挙げていただきたい、というのは安い買い物しかしない物の台詞だな、うん。(←二万以上の買い物をした事がないです、ハイ。使った事がないわけではないのですが)
読売新聞の焦点は非常に分かりやすい言葉で「ライスカレーかカレーライスの違い」なんだそうで。要するに、歳出削減が先か、消費税増額が先か、という話です。 しかしこれは迷うまでもない。スポンサーに追加の投資をお願いする前にギリギリまで現行の予算を切り詰めて、最低の値段だけお願いするのは当然の流れだと思うのは私かしら? 個人的なお金の使い方だって、そうでしょう。懐が寂しくなったら娯楽の出費を控え、必要な物だけ買う。親に無心にいくのは必要最低限でも足りなくなったときです。
それから、昨日から来ているプーチン大統領の件から、北方領土問題ですね。 僕が受けている授業の先生の中でロシア外交に詳しい先生がいまして、北方領土に付いても語っていただきました。 北方領土は日本の北端にあるため、うら寂しい場所だと思いがちですが、とんでもない。まず、緯度ほどには寒いわけではなく、冬も過ごしやすい場所だそうです。あの千島列島の一帯はモロ環太平洋火山帯の中に入っているため、とってもよろしい温泉地帯であることが関係しているのでしょうな。それでいて夏は涼しく、別荘をたてるにはぴったりの土地だそうです。 また、北方領土の辺りは世界三大漁場の一つに数えられるほど豊かな漁場なんですね。さらに港は海底も深く大きな船も止められる優れた港でもあるんです。ロシアが昔、南下政策で欲しがっていた不凍港の中でも特に垂涎のものだったんです。 あとはもう少し勉強されている方なら知っている事ですが、1945年日本がポツダム宣言を受諾し、戦闘体勢を解いていた8月28日から9月5日にかけて、北方領土に侵攻し無防備の日本軍を退けて占領してしまいました。それから60年、北方四島はロシアのものとなったままです。
大きな争点となっているのは日本が“千島列島”を放棄したサンフランシスコ条約が一つですね。実は、この“千島列島”という言葉が曲者でして、どの島からどの島が“千島列島”なのか、日本側とロシア側で解釈が別れてしまうわけですよ。一応、1875年に結ばれた樺太・千島交換条約で、日露で共同管理していた樺太とロシア領であった千島列島とを交換した際、得撫島以北を千島列島と称する、という根拠が日本側にはあるそうですが。 しかし、ロシア側も歯舞諸島と色丹島に関しては“北海道の一部”と認めて返還してもよい、という見解を出した事があります。
最近、日本が北方領土問題で切るカードは1993年の東京宣言ですね。こちらは、ロシアが日本に北方四島を返したら平和条約を結びましょう、という宣言だったのですが、プーチン大統領にバトンが渡されてからというもの、これは無視されっぱなしです。
……僕はロシアは世界でも有数の汚職大国だそうですから、役人でも買収すれば、下からプーチン大統領の説得をしてもらえて、全ては簡単に解決すると思うんですけどね。(真顔)
web拍手レス(あっ、日記のカウンタ10000超えてるよ/汗。サイトの方はもしカウンタが正常に機能していればどのくらいになってるんだろう?)
>Web拍手。自分も更新履歴に書いてます。そうしないと押してもらえないので(涙)。
ですよねー。折角書いたんだから見て欲しいですよね〜。僕もweb拍手Upする度にポチポチ押してもらえるし、たまにポロッとコメントも書いていってくれるんで、敢えて知らせますよ。営業努力ですからね!(爽やかな笑顔←開き直ったー!)
>楽しい物語を読ませていただき、本当に感謝しています!!
こちらこそ、読んでいただきありがとうございます〜。楽しんでいただけたようで本当に何よりです。 こういった感想が送られて来ると、最近なかなか更新できないのが歯がゆくなりますね。
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