言の葉孝

2005年06月16日(木) 木曜日の呪いが解ける日

 ゆず胡椒ってそば湯にもよろしいらしいですよ、師匠!
(今週のスマスマより出典)

 朝、起きた時に、僕は少しうんざりしました。

 何がうんざりしたかって……雨の音に決まってるじゃないですか。
 もー、土砂降りといえるほど凄まじい音でね、ああ、今日も自転車に乗れないのか、と思いましたね。

 そう、“木曜日のジンクス”です。(6月9日の日記参照)

 先々々週 雨
 先々週  雨
 先週   カギ忘れ

 うおおおお、ここ一ヵ月木曜日に自転車乗れてねェよ!

 ところが今日は講義は昼からのものだけで、とりあえずその時点から二時間以上の猶予があったわけです。
 そして出て行く時間の10時半。

 奇 跡 が 起 き ま し た 。

 雨が綺麗に上がっているではありませんか。
 それでも一応傘を持ちつつ、電車に乗って自転車置き場に着いても全然ふってくる気配無し。

 “木曜日のジンクス”、ここに破れる!


 歩くのに備えて、いつもの肩掛け鞄からリュックサックに荷物を移したのですが、久しぶりに使ってみると、むちゃくちゃ暑いですね、背中の密着した部分がむあぁん、て感じで。
 でもいつもはギッチギチになってる荷物が余裕で入る容量は魅力的ですが……ギチギチでもいいから少しでも涼しいほうが(笑)。


 ○今日の気になる話題(勉強のために出来るだけ連載しよう、うん)

文字・活字文化振興法案

 あんまり世間を騒がす話題じゃないんですけど、作家志望&出版業界志望の僕には他人事ではありませんので(苦笑)。

 これは最近の若者を中心とした活字離れを憂えて、出版業界や教育現場の活性化を図ろうという法案のようです。発案者は活字文化議員連盟。前文部科学相を代表幹事とした国会議員による連盟らしいです。
 なんだ、国会議員もちゃんと法律作ろうとしてるんじゃないか。代表幹事に元行政側の人が混じってるのが気になりますけど。

 基本的に国と地方公共団体が、文字・活字文化を振興するためのアイデアを出して、それを実施する。で、それを受けた市町村が、実際にそれがキチンと実行されるように、関係してくる図書館や教育機関、その他の公共団体を支援する、という内容です。
 そこらへんはまだあまり具体的ではないですが、教育に関しては“言語力の強化”、ようするに読解力、作文能力の向上を目指しているということです。

 他にも、「学術的出版物がもっと出回るように支援すること」、面白いのが「10月27日に文字・活字文化の日を設ける」というところですな。
 もちろん祝日にするということではなく、スーパーで品物が安くなったりするのりまきの日(2月3日)、和菓子の日(今日)みたいなもんで、それに関連するイベントを行うだけなんでしょうけど。

 もっと要するに、この法案が通って施行されれば、図書館や教育機関などに援助金がおりつつ、みんなにもっと本を読ませるために、いろんなアイデアを考案、実行しますってことですね。

 でも、本当にこれで活字離れが解消するのでしょうか? あんまり信用できませんが、本当に効力を発揮したら、低迷気味の出版業界もちっとは救われると思うのですが……。

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