昨日に引き続き暗いタイトルだ(笑)。
僕がカナダにいた頃、周りには韓国人やらメキシコ人やらがうろうろしている多国籍社会の中にいたわけですが、当然自国の文化について語る機会もあったのですよ。 そして時は2月14日。そこに出る話題といえば、バレンタインデーですな。日本のバレンタインデーは菓子屋の策略でチョコが主流ということで、本場のバレンタインデーでは、あまりチョコを渡したりはしないと思っていたんですけど、どうやらあちらでもバレンタインデーのプレゼントといえば先ずチョコレートなのだとか。 無論、ホワイトデーはなく、性別に関係なくプレゼントを渡します。そして日本のように義理チョコをばらまいたりはあまりしないようです。
そこで、話題になったのが韓国のバレンタイン文化。韓国のバレンタインデーは日本と酷似したもので、本番は女性が男性に、一ヵ月後のホワイトデーには男性が女性にお返しをします。そして決定的に違う点が一つ。 韓国にはホワイトデーの更に一ヵ月後、4月14日にブラックデーが存在するというのです。 さてこのブラックデー、何をする日なのかというと「バレンタインデーにもホワイトデーにもチョコを渡す相手がいなかった、つまり独り身の人達が集まってジャージャー麺を食べる日」なのだとか。
なる程、確かにブラックだな。
名前とは裏腹に、やっている本人達は結構楽しんでるそうですよ?
今日は初めてのゼミでした。先生は取っ付きやすそうな人で一安心といったところです。同じゼミ仲間とはあまり話していないのですが、一人僕と同じく一年間カナダにいっていた人がいました。その人はバンクーバーだったそうですけど。ああ、あと一人文芸部の人もいましたね。趣味が合いそうな人がいてよかったぁ。 入ってすぐ渡されたのは、連絡先等を書く小さな出席票用の紙と一緒に、B5版の作文用紙。
センセイ、アンタいきなり作文書かす気ですか。
別に文を書くこと自体は基本的に好きなのですが、内容によります。そしてその内容。「教科書を一読して、関心のある事柄を選び、さらにそこからどういう研究をしていきたいか」
初日に考える内容じゃねェッ!
書き忘れてましたが、僕の演習は「社会言語学」、そのテーマは「多言語社会の諸問題」といいます。 そこで僕が選んだトピックは「言語支配」。この表現は必ずしも適切ではないのですが、そのトピックから僕が勉強していきたいと書いたのは、英語。 今、成り行きで国際公用語みたいな扱いになってしまっている英語。どういう経過でそこまで広がってしまったのか……つまり英語の歴史を調べるわけです。そしてできれば、これからのグローバル化で、どの国でも公共の場で英語を使う機会が増えていく中、それぞれの国語は生き残れるのか、それとも共存するのか、それを予測したい、と書きました。
書くだけならいくらでもうそぶけるしな。
それでも結構本気で興味があるんですよ? 英語史。
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