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2008年08月04日(月) 期待をしないこと。

今日は夏休み1日を使って、銀行に行ったりしたあと、市の法律相談に行ってきた。離婚調停が不調になって裁判になった場合、どう対策を立てたらいいか、参考になればと思って。

相談時間は30分。話を聞いてくれたのは70歳は超えてるだろうという弁護士先生。耳も遠く、色々質問をしても「訴状を見ないと分からない」と何度も繰返す。もちろん、実際裁判になってみないことには分からないっていうのは重々承知の上の相談なので、何とかそれを伝えて聞いて貰った。

今の段階で言って貰えたことは、「裁判にしたらいい」「答弁を書けば良いだけ」「弁護士なんて立てなくていい」。こんな感じでした。短い時間では今までの経緯も話せないのでしょうがないけれど、スッキリしないまま帰宅。

普段は極力考えずに生活をしているけれど、こうして離婚に関することに触れたりするとどうしても心がザワついて落ち着かなくなる。

誰かに話を聞いてもらいたいと思ったとき、私には親しか電話をかける人がいない。友達にこんな話をして重い気持ちにさせるのも申し訳なくて。もちろん、親にだって本当ならこんな話をして心配もかけたくないのだけれど。


母親と今日の相談についての話を報告した。色々と話している最中、母が、お父さんにもちょっと聞いて貰いなさいと突然父親に電話を代わった。ほんの少し言葉を交わしただけで、父はいきなり「見たいテレビがあって忙しいから」と、またすぐに母に変わってしまった。このことが、なんだかとてもショックで。

つい感情的になって、電話で怒りを吐いてしまった。「私のことよりテレビが大事なんですか?」と。父に特別話を聞いて欲しかったというわけではなかったはずなのに。

電話の向こうで父がブツブツ言ってるこえる。母もだんだんイライラしてきてるのが分かった。「お父さんのタイミングも考えず、電話を代わってしまったお母さんが悪かったのよ」と、ため息まじりで何度も謝ってくるのが悲しかった。

「もう何も話さない、面倒くさいでしょうから」と捨てゼリフを吐いて電話を切ってしまった自分が情けなくて、涙が止まらなかった。

すべて、自分が撒いたことなのに、こうやってあたり散らしている自分が本当に情けない。どうして私は成長できないのだろう?


私はいつだって他人に期待ばかりしてきた。親なら、親友なら、恋人なら、こうしてくれて当然。そんな風に。そんな「当然」が裏切られる度、失望したり怒りを覚えたり。

私は、他人を「利用価値があるか、どうか」という見方しかできていないのかもしれない。期待ばかりしている人間では、いつまでたっても幸せになんてなれるはずがない。

人との関わり方、物事のとらえ方を、もう1度深く考え直そう。
自分をしっかり持って前向きに、幸せに生きて生きたいから、私はとことん独りになって自分と向き合う決心をしたのだから。


nao |MAIL

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