さかざきが綴る「アンティークな日々」
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2005年06月09日(木) 京都の回想

やれやれ、京都でのお仕事も終わり、久方ぶりに自宅に戻りました。やっぱり自宅が一番!京都はご存知の通り山に囲まれた盆地ですが、どこまで行っても開けている濃尾平野で生まれ育った私には、それが圧迫感となって、知らず知らず息苦しい気持ちになってしまいます。逆に、京都で生まれ育った私の知人は「山が側に見えんと不安やねん。」と言い、彼女にとっては盆地の中にいることが心地良さにつながるそう、人それぞれです。

京都でのお仕事がのんびりしていたせいか、ついつい以前、ひんぱんに京都へ遊びに行っていた頃を思い出してしまいました。上手くいかなかった恋愛のひとつ(あいにく上手くいかなかったことばかりです。)、私にとっては遥か昔、もう10年以上も前のことです。そういえば、たしか9歳年上の人だったので、「もうあの頃の彼の年齢を超えてしまったんだ。」と思うと不思議な気持ち。いまさら考えてもバカバカしいと思いつつ「どうして上手くいかなかったんだろう?」と、ひとり頭の中がグルグルしてしまいました。普段はほとんど思い出すことも無いのにそれが京都という街のなせる技でしょうか、妙にセンチメンタルになった一週間でした。

さぁ、今日は少しだけゆっくり過ごしたので、明日からサロンでの新入荷の準備とホームページの更新のため、また一生懸命働かなくては!

季節は知らないうちにもう初夏ですね。




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