さかざきが綴る「アンティークな日々」
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2005年06月06日(月) |
京都の思い出 その3 |
京都滞在も今日ではや7日目。泊まっている京都駅周辺にもすっかり慣れてしまい、本当は四条河原町よりも、もっと北の方へ出掛けたいところなのですが、いかんせん近鉄でのお仕事が...。そうでした。私達、京都にお仕事で来ていたのでした。
そんな中、私にぴったりの本を近鉄の中に入っている本屋さんで見つけてしまいました。その名も「京都極楽銭湯案内」!
京都は、まだまだ銭湯(しかもスーパー銭湯ではなく私好みの昔ながらのお風呂屋さん)がたくさん残っていて、以前は京都へ来るたび、ひとりであちこちのお風呂屋さんに入りに行っていたものでした。大きなお風呂に浸かって、近所のおばあちゃんと世間話をして、すっかり元気になってしまう所、それが銭湯でした。ちょうど、この本の巻頭に載っている船岡温泉も、地図で探しあぐねて出掛けた思い出があります。
船岡温泉は、お風呂屋さんのアンティークともいえる大正時代の創業で、有名な上海事変を模した欄間が有名な、豪華で重厚な作りのお風呂屋さんです。すぐ側にあった美しいマジョリカタイルで有名な藤森湯にも是非入ってみたいと思っていた矢先、数年前にこちらは廃業し、いまはカフェになっているそうで、残念です。「カフェもいいけど、やっぱりお風呂に入りたかった...。」と風呂好きの私は思ってしまうのです。
銭湯のあの大きなお風呂、たくさんのお湯に贅沢さを感じ、お湯に浸かって思わず「ゴクラク、ゴクラク」と呟いてしまうのは私だけでしょうか?これって、やっぱり魚座の宿命?
ついで、というかこんなサイトも発見しました。 「お風呂屋さん的京都案内」
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