「手紙」を観てきました!
強盗殺人事件の加害者家族の生活をテーマにした映画です。
兄が強盗殺人を犯して無期懲役の刑に服しているせいで、弟も社会から差別されて、仕事も恋愛もダメになっていき、弟はある決心をする。
衝撃的というか、かなり新鮮だったのが、会社の会長の言葉かな。
「差別はむしろ健全なことだ」
「加害者の家族が差別されることを含めて 加害者は罪として償っていかなくてはいかないのだ」
これにはかなり感動したかも。その後、「差別のない場所を探すんじゃなく、ここから始めるんだ。」と言ってくれるその優しさよ。ああ会長。
沢尻エリカも山田孝之も玉山鉄二もみんな演技に力が入ってて凄かったなー。この3人、あんま好きじゃない人ばっかだったんだけど、これはちょっと「おっ」って感じ。 また最後の漫才で泣き笑いみたいになっちゃうのが何かなんとも言えんかったな。
原作は読まずに映画観たわけだけど、別に不自由なく普通に感動した。 手紙って、兄と弟の手紙のやり取りだけだと勝手に思ってたけど、違うのね、色んな手紙が出てきて。「手紙は時に命より大事になる」みたいなこと言ってたけど、ちょっと分かる。手紙はほんと勇気をもらったり、励まされたりするもんね。
私の「手紙」に関する思い出。 小中学生の頃は、親友が引越してしまったので、親友との文通を始めた。 お互い書くことが好きってのもあったと思うが、結構な量を書いてた。今も大事にとってあります。「なかよし」とかの付録についてたセーラームーンのレターセットとかだったな。コテコテだ。
でも、高校生になると携帯を持つようになったので、手紙を書く必要はなくなった。用事があればメールのほうが早いし楽だしと。しかし、連絡もしなくなってきた。まず私そこまで携帯使わないし。メールのやり取りが楽しい時もあるけど、やっぱり貰って嬉しいのは手紙。ポストをふと見ると自分宛に手紙が入ってたりしたらわくわくするし、ドキドキしながら手紙の封を切る時なんて最高に楽しい。読み終わった後は手元に残せるし。
何だか誰かに手紙を書きたくなったなー。
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