バスに乗っている。修学旅行らしい。私は窓際のフルフラットの席に寝そべっている。隣には好きな女の子がいる。2人で談笑している。バスが突然巨大な食堂に変形する。食堂は体育館程の広さで、床は斜面になっている。厨房のおばちゃんが叫んでいる。「ガンガンラーメンのお客様ぁーー! 星野様ぁーー!」生徒が次々と呼び出される中、待てども待てども自分だけ呼ばれない。皆は美味そうに食事をとっている。私はリュックサックからお湯の入ったポットとインスタント味噌汁を取り出した。とても淋しい気持ちで味噌汁を啜る。