『残像』命なんて恐ろしくなるほどちっぽけで儚いからわたしは貴方を抱きしめた腕で背中に素知らぬ顔をしながら爪痕を遺したくなる狂暴な不安空虚な確信途絶えぬ渇望レースのカーテン越しに鈍色の空と雲がみている音もなく 雨。