++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2011年02月03日(木) *蒼い炎

二月になった。

闘病入院中だった伯母は亡くなり、先日お通夜、お葬式を終えた。
長患いはしたくないと常々言っていた伯母だったから
せめて最期はあまり苦しまずに逝ったのが救いといえばそうだけれども。

一月の終わりは子供達が続いてB型インフルにかかり大変だった。
幸い、あまり酷くならずに済んだのでホッとした。

わたしは相変わらずの病院通い。
でも、今まで3種類飲んでいた持病の薬が一つ減ったのは有難いな。
そうはいってもメンタルの薬もあるのでなかなか薬と縁は切れない。

最近は更年期のせいか、肩こりが酷く背中まで痛いのには参る。

なんていうのか気力がどうにも湧かない。

一応 色々いいながらもそこそこ動いている、というか
動かざるを得ないわけだけど しているし
でもなんだか心ここにあらずというか
酷くだるくきつい。気がつくとボンヤリしている。

本当はかなりの依存体質なんだと思うが
人に依存することがどうしてもできないから
結構、モノにしている部分があるなぁと。改めて。
幸いにも高額商品には興味がないのでまだマシかもだけど
今ならシールやら拾ってきたシーグラスやら・・・
わたしの部屋はそういう他人には価値がないような
でも自分にはタカラモノ的なコレクションがいっぱいある。

本にしてもなんにしてもサバサバ捨てていける方じゃなくて
思い入れてしまい捨てられない方だけど
それでも最近 整理をしなきゃなと思って少しずつ している。
身辺整理じゃないけど。というか そんな綺麗さっぱりは
したくないっていうヘンなアマノジャクな気持ちもあるので。


わたしはずっと 深く愛されたい と思ってきた。
熱烈に唯一無二の存在として。

でも最近ふと考える。

別にわたしは愛されてこなかったわけじゃない。
普通に人並みにそれは与えられていたと思う。

ただいつも何かに乾き飢えていた。多分、今も。

それはわたし自身が結局心の底のどこか一点で熱くなりきれずに
醒めているからじゃないのか。

最後の最後で自分を捨てきれないからじゃないのか。


炎は激しく燃えていてもそれが蒼ざめているから
わたしのこの孤独と寂しさは消えないのかもしれない。


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ゆうなぎ [MAIL]

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